おなかがよわいお坊さんはあわてない

おなかを壊しやすい僧職系男子、まち歩きのススメ。

2021-01-01から1年間の記事一覧

長門市 : 向津具半島 久津 〜 大浦 階段巡り

日本海を望む沿岸部に豊かな漁場が広がる長門市。 本州の最西北端に突き出た向津具半島にも、いくつかの景勝地とともに天然の良港が点在する。初秋、まだ夏の残り香を色濃く残した小さな漁村集落の階段と、ネコ。

下関市 : 一の俣温泉とその周辺

決してアクセスは良くないながらも、その泉質の良さは温泉マニアも唸らせる名湯、一の俣温泉。 周辺のスポットも合わせて見ていこう。

山陽小野田市 : 厚狭 寝太郎水路沿いの風景

三年寝太郎の伝説が単なる昔話ではなく、史実として残るまち、厚狭。 寝太郎が築いたとされる堰から引かれる疎水によって、かつて一面に広がったという水田地区を逍遥。

下関市 : 彦島 江の浦商店街 その2

商店街のすぐ傍で見つけたアーケード。 昭和の薫りを色濃く残す空間で、しばしネコと戯れる。

下関市 : 彦島 江の浦商店街 その1

かつての賑わいは何処に。 造船で栄えたまちの遠い記憶。その欠片を探して歩こう。

北九州市門司区 : 風師 階段巡り その1

門司港の階段巡り。市街地から少し離れ、風師地区へ。

北九州市門司区 : 清滝 〜 広石 階段巡り

門司港の階段巡り、3号線に沿って南へ。

北九州市門司区 : 清滝 階段巡り

日本有数の階段密集地である門司港エリア。海を望む旧料亭群と、海峡を行き交う船。 栄華を誇ったまちの小路を往けば、ノスタルジックな出会いに心ときめく。

北九州市門司区 : 清滝の町並み

明治後期から国際貿易港として栄えた門司港。 最盛期は50軒近くもの高級料亭が軒を連ね、それらをして「不夜城」とまで言わしめた。 清滝地区には、政治家や財界人も度々訪れた料亭や旅館などが多く見られたが、そのいくつかは現在でも残り、在りし日の隆盛を…

宇部市 : 渡辺翁記念会館(3)

宇部の発展のシンボル、普段は立ち入ることのできない屋上へ。近代建築の巨匠 ル・コルビュジエの影響を強く受けたと思われる、優美な曲線に酔いしれる。

宇部市 : 渡辺翁記念会館(2)

質の高い部材によって築き上げられたホールは、竣工から80年の歳月を経ても、その風格は衰えない。 宇部市を象徴する名建築のディテールに瞠目する。

宇部市 : 渡辺翁記念会館(1)

建築家 村野藤吾自身が「私の出世作」と語る渡辺翁記念会館。 宇部市発展の礎を築いた渡辺祐策の功績を称え建築された、今なお市のシンボルとして愛されるホールのデティールを探り、村野と宇部市との深い関わりを見ていく。

山口市 : 小郡下郷の町並み(2)

宿場町の高札場のあったあたりを歩いていると、見えてきたのは大きな"うだつ"。 誰か…うだつの上がらない俺を絞め殺してくれ…

山口市 : 小郡下郷の町並み(1)

石州街道の起点であり、山陽道とも交わる交通の要衝であった小郡。 かつては河港として賑わい、近世に入ってからは干拓によって栄えた。 町制が施行された後も豊かな税収により発展していたものの、山口市に吸収合併。しかし実質山口市の中心地といっても過…

山陽小野田市 : 瓶垣のある風景

セメントの町として知られる小野田。有帆川沿いの旦地区はかつて硫酸瓶の製造を中心とする窯業が盛んで、キズなどで売り物にならない硫酸瓶や焼酎瓶を積み上げて作った瓶垣が見られる。 窯業からセメントへ、移ろってきた産業の歴史の足あと。

美祢市 : 集落巡り(2) 大嶺・麻生

日本最大の無煙炭の産地であった美祢市は、炭鉱の発展に伴いいくつかのまちが形成された。鉄道の敷設や軍需の高まりによって一時は賑わいを見せた集落も、資源の枯渇、更にはエネルギー革命によって閉山への一途を辿る炭鉱とともに衰退していく。 かつて鉱夫…

美祢市 : 集落巡り(1) 秋吉・嘉万

日本最大のカルスト台地・秋吉台や、秋芳洞をはじめとする大小200もの洞窟、化石層に名水…豊かな自然を有すことで知られる美祢市秋芳町。 地球と生命の歴史に遥か太古へのロマンを感じつつ、先人たちが培ってきた文化を継承する集落を歩く。

下関市 : 彦島 江の浦町 階段巡り

彦島の階段巡り、完結篇。 島内一の人口を誇る工業地区、江の浦町。 造船業によって栄え大いに賑わいを見せたこの地区は、平地が少なく丘陵部に住宅が密集するため、生活道としての階段が多く見られる。 海沿いにそびえる造船所のクレーンが、まちを見守る。

下関市 : 彦島 弟子待町 〜 江の浦町 階段巡り

下関市の階段巡り、彦島篇のつづき。 巌流島での宮本武蔵との戦いの直前、佐々木小次郎が弟子たちを待たせたという伝承の残るまちで、男なら誰しも一度はやったことのある「もし俺も高名な剣豪だったら…」なんて妄想を膨らませながら、潮風に吹かれて歩く。

下関市 : 銭湯巡り(3)

銭湯に通う理由…夏の日差しを浴びて汗ばんだ体をただ流すだけではない。 銭湯文化は地元の様々な世代が交流するコミュニティとして発達してきた。 浴槽のタイルや歴史あるロッカーを愛でるのも楽しい。

下関市 : 唐戸の商店街とその周辺

長らく下関市の行政・商業の中心地であり続ける唐戸地区。 一時は失われつつあった活気をウォーターフロントの再開発によって取り戻し、今や観光客の絶えない町に。しかし、ベイエリアから国道を挟んで北側、古くからの商店街に観光客は見当たらない。かとい…

下関市 : 稲荷町・裏町遊廓跡とその周辺

壇ノ浦の戦いに敗れ、滅びゆく平家の女官たちが身を売り遊女となったことに端を発して成立した「稲荷町遊廓」。廓の発祥とも言われるこの地において、遊女は白足袋を履くことを許され、客の上座に座る格式高いものであったという。 古くから下関の中心であった…

下関市 : 彦島 福浦町 〜 緑町 〜 角倉町 〜 塩浜町 階段巡り

彦島の階段巡り、島北部をおおよそ回りきり、中央部〜南部へ。 北部に見られた古い家並みや野趣に富んだ風景とは対象的な、南部に広がる住宅街の隙間に潜む階段を見ていこう。

下関市 : 彦島 竹ノ子島 〜 西山町の商店街 〜 迫町 階段巡り

壇ノ浦に多く生息する平家蟹は、その甲羅がまるで敗れゆく平家の武士たちの怨念を宿したかのような形相に見えることから、平家の亡霊の化身と言われる。彦島にはその他にも平家にまつわる伝承が多く残されているが、それが転じたのか、北西部にはかつて「鬼ヶ…

北九州市八幡西区 : 折尾駅周辺の町並み(2)

かつて筑豊炭田で産出された石炭を輸送し、北部九州の近代化を支えた人工河川、堀川。鉄道の敷設により運河としての役割を終えてなお、洞海湾に注ぐ「新々堀川」沿いには多くの商店や宿が軒を連ねていた。 近く駅前の再開発によって消えゆくスナック街の看板は…

北九州市八幡西区 : 折尾駅周辺の町並み(1)

折尾駅と聞いて、東筑軒の「かしわめし」が思い浮かぶ人は多いだろう。九州を代表する駅弁である。駅構内のうどんも美味い。 駅前に並ぶ堀川運河沿いの飲食店街は、まさに昭和の代名詞。 しかしそんな景色ももう見納め。再開発真っ只中の駅周辺を散策。

下関市 : 室津の町並み

石州左官による鏝絵が残る家並みと、遠浅で穏やかな海。 定置網漁で栄えた室津のまちを、初夏の日差しを浴びながら歩く。

下関市 : 伊崎町周辺、宵待ち散歩。

今回も友人と徘徊の記録。日が傾きかけた下関駅の周辺を歩く。 海峡のまちならではの磯の香りを感じる小路と、夜の階段。

下関市 : 新地遊廓跡 その4

新地遊廓再訪録(しょっちゅう来てるけど)、後編。千歳湯さんの前の「例のカーブ」と、階段地帯を歩く。 人と一緒に歩くからこそ感じる、それぞれのシャッタータイミングが面白い。

下関市 : 新地遊廓跡 その3

いつもの自分と違ったペースで歩く、立ち止まる、カメラを構える、シャッターを押す…なるほど、こんなテンポも悪くない。 友人と歩くかつての遊里で、いつもと異なって見えた景色を切り取る。