おなかがよわいお坊さんはあわてない

おなかを壊しやすい僧職系男子、まち歩きのススメ。

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

下関市 : 銭湯巡り (2)

「ゆ」。このひらがなたった一文字に惹かれてしまうのはなぜだろう… 今でも下関には、比較的多くの銭湯が残っている。 殆どの家庭にお風呂が備わっている現代において、もはや化石のような存在…それでもここでしか味わえない魅力がある。

下関市 : 銭湯巡り (1)

まちを徘徊したり階段巡りをしたあとには、広いお風呂で汗を流すに限る。 もちろん入浴そのものや観光を目的に温泉地に行くのもいい、何もすることがない日に朝からサウナやスーパー銭湯でダラダラしたあとに一杯やるのも最高だ。 枯れた趣味だって?なんと…

北九州市八幡西区 : 貞元市場

八幡西区の幹線道路沿い、郊外型の大型店が建ち並ぶこのエリアに、昭和に取り残されたままの小さな市場がある。間口の広い木造アーケードは、ぽかんと大きく口を開けた顔みたいで、未だに人が来るのをのんびり待ち続けているかのようだ。

田川市 : 田川伊田駅周辺の町並み(3)と階段巡り

駅前の商店街を西へ進めば、やがて秋月街道と交差する。 街道に沿って南下して、周辺の階段を見ていこう。

田川市 : 田川伊田駅周辺の町並み (2)

通りの名称は定かではないが、アーケード付き商店街の北側付近にはかなりの数の飲み屋が存在していた。炭鉱バブルが終わってからも暫く栄えていたのか、昭和の終わり頃に建てられたであろうソシアルビルも目立つが、その殆どが廃墟と化している。

田川市 : 田川伊田駅周辺の町並み (1)

知らないまちを歩くのはいつだって楽しいが、知っている町も改めて歩くと毎回違った発見がある。 小さい頃に何度も訪れたことのあるまちを、大人の視点で散策。昔と違った景色に見えたのは、まちが変わったのか、ぼくが変わったのか。

宇部市 : 船木の町並み (2)

船寄宿の本通りは、南北を澄んだ水が流れる水路に挟まれている。 水路に面した細い路地には、短い石橋が架けられており、風情のある町並みを印象づける。裏町通りと高札場周辺を散策。

宇部市 : 船木の町並み (1)

旧山陽道、萩藩領の宿場町として栄えた船木市。 現在も古い町並みが残っているこの地には、全国でも珍しい清酒醸造を行う神社があり、その歴史は神功皇后の時代にまで遡る。後に宇部や小野田の産業が発展するまで、厚狭郡の行政の中心であった。雨上がりの街…

北九州市門司区 : 丸山吉野町 〜 春日町 階段巡り

丸山吉野町から春日町へ、車の往来の激しい2車線のトンネルが2本、その上には北九州最古のトンネルが今なお残る。ひっそりとした素掘りのトンネルの中を歩けば、汗ばんだ肌もひんやりと。 旧トンネルの更に上には、かつて唯一山の向こうへ渡る手段だった峠道…

北九州市門司区 : 丸山吉野町 階段巡り

その昔、門司港側から裏門司と呼ばれた周防灘に面した地区へ訪れるには急峠を超えなければならず、交通の難所であったと言われる。現在ではトンネルが開通し、道路も整備され不自由なく通れるようになったが、トンネルの上には旧トンネル、更にその上に峠道…

山陽小野田市 : セメント町商店街とその周辺 (3)

セメント町から南中川駅方面へ。道中に小野田セメントゆかりの近代建築を眺めつつ。

たばこ屋カウンターコレクション (1)

たばこを吸わなくなってもう1年以上が経つ。 考えてみれば、たばこ屋さんのカウンターでタバコを買った経験はたぶん両手で数えられるほどしかない。コンビニで買うことがほとんどで、銘柄を番号で指定するドライなやり取り。しかしタバコ屋さんのカウンター…

「残されタイル」の謎

まち歩きをする際に、相も変わらずトマソンを見つけてははしゃいでいるぼくですが、これまでの研究から、「残されタイル」という分類を主張し続けております。 ほんの一部ですが、「残されタイル」コレクションを公開したいと思います。

山陽小野田市 : セメント町商店街とその周辺 (2)

セメント工業が盛んだった頃、美祢市の石灰山から原料の輸送のため軽便鉄道として敷かれ、後に旅客運送も担うことになった小野田線。かつて存在した「セメント町駅」の周辺、現在の南小野田駅周辺に栄えた通りを歩く。

山陽小野田市 : セメント町商店街とその周辺 (1)

戦前、日本で初めての民間セメント会社が設立され、港や鉄道が整備されるとともに大きな発展を遂げた小野田。後に日本最大のセメントメーカーとなる企業の前身があったともなれば、工場周辺の最盛時の賑わいは相当なものだったに違いない。 時は流れ、すっか…