2025-01-01から1年間の記事一覧
宿泊先の近くにあったアーケード商店街は、周りを近代的・都会的なビル群に囲まれるもここだけ緩やかな時間が流れているかのよう。 昭和の面影を色濃く残す、細い路地を歩いた。
大阪の難読地名の代表格は、駅前の商店街を抜ければ、今なお街道の名残を感じさせる町並み。 高野山への参詣道の一つであった道を往く。
日本のもののみならず、多国籍な商品を扱う大型の市場は、客層もインターナショナル。 「何でも揃う」そのコピーに偽りなし。
端まで賑わいの途絶えないアーケードで宝探し。 童心に帰ったように右へ左へ路地を駆ける。
歩けども歩けども全容の見えない大きなマーケット。 雑多に詰まった風景は、このまちのエネルギーの高さの現れか。
「ここに来れば何でも揃う」と長年親しまれる商店街は、戦後間もない頃に広まった闇市をルーツに持つ。 どこか懐かしい香りを感じる、雑多なアーケード外を歩く。
人の気配のない静謐な神域は、息をするのも躊躇うほど。 素敵な狛犬との出会いを求めて、冬の朝の空気に包まれた社叢へ。
早朝の巫女舞の奉納の荘厳さに見惚れ、古典樹が茂る社叢にて歌聖の歌に唸らされる。 創建の由緒を学べば、思いは太古の時代にタイムスリップ。
門前町のアーケードは小規模だからといって侮るなかれ。 ぎゅうぎゅうに詰まった飲食店が、この街の賑わいを示している。
閑静な住宅街に圧倒的な存在感を持って佇む建物は、まるで古城。 異彩を放つ医院建築の秘密。
雑多なエネルギーに満ちたまちで、友人とアフタヌーンアルコール。 そのまま夜まで飲み続け…
その地の生活に根付いた商店街を歩けば、住人たちにとっての日常を身近に感じることができる。 昼下がり、下町をぶらり。
都会の夜と、下町の朝。 くいだおれのまちを歩く。
舞楽大法要の熱気は最高潮に達し、太子の御魂が還御される。 難波芸能の真髄を見た。
長らく絶えていた舞の復曲。 軽妙なリズムを伴った難波津の賀歌が、120年振りに石舞台の上で舞われる。
遥か飛鳥の時代の様式を再現する伽藍、都会にありながら喧騒とは無縁の広大な敷地が、この日は大いに賑わう。 太子を偲んで厳修される舞楽大法要、その迫力に圧倒される。
瀬戸内海を縦断し、西日本最大の都市へ。 千年以上の歴史と伝統を有する神聖な祭祀と、友との再会。
知らないまちの、知らない階段。 観光要素があるわけでもなく、わざわざ訪れるような商店も無いが、生活と良い階段がある。
階段巡りの醍醐味は古い石段だけではない。比較的新しいコンクリ階段も乙なもの。 坂の多い地区に形成された住宅街の階段を巡る。
短い人生でありながらも、海のように深い優しさを詠った童謡詩人。 彼女を育んだまちは、海のすぐそば。
石炭鉱業で栄えたまちの盛り場の夜も、今となっては週末以外はひっそりとしたもの。 日本の近代化を支えたまちの、貴重な歴史資料と先人に学ぶ。
規模の大きな飲み屋街が広がる駅前は、炭鉱に関わる産業で栄えたまちの名残。 アーケードを出て盛り場に繰り出そう。
趣のある町家建築と並び、密集する医院建築。 このまちの往時の経済力と都市機能を示す、貴重な町並み。
モダンな様式美の近代建築、格調高い商家郡… 風格のある建造物が建ち並ぶエリアに、筑豊炭田の中心地としての歴史を感じた。
半円アーチの天井が連なる商店街は、今なお老舗店舗が営業を続ける傍ら、若いエネルギーの参入による小粋な店舗も少なくない。 長崎街道上に沿って伸びるアーケード街を往く。
筑豊炭田の石炭を集荷・輸送する拠点として発達した直方駅、その周辺には複数のアーケード付き商店街が形成され、かつて大きな賑わいを見せていた。 新旧入り交じったアーケードと、人情あふれる町並みを歩く。
香春岳に見守られる集落には、河内王、最澄、伊能忠敬、種田山頭火など歴史に名を連ねる偉人たちの足跡が数多く残る。 万葉の時代より紡がれる歴史の町を猫と歩く。
銅や石灰石の採掘で知られ、数々の史跡や文化遺産を残す香春町。 古代、都と太宰府を結んだ官道の時代より変わらず交通の要所であるこの地には、今なお宿駅の名残が見られた。
歴史的な合戦の地、壇ノ浦に残る信仰の痕跡。 桜のほころぶ時期、美しき石段を歩いた。
市街地からちょっと歩けば、生活道としての石段がこんなにもたくさん残っている。 我がまちながら、その風景の尊さに感動を禁じ得ない。