田川のレトロ商店街探訪。前回の後藤寺編に続いて、今回は伊田編です。
伊田駅はもともと洋風建築の可愛い駅舎でしたが、一昨年既存の建物を残しつつリニューアルしたそうで、レトロ可愛いホテルになっています。客席からホームと列車が見えるそうです。
残念ながら新コロちゃんの影響か、宿泊されてる方はほとんどいないようで、部屋に明かりがあまり灯っておりませんでした。
とてもいいデザインなんですが、入ってるテナント名が ダサい 個性的!
と センスが悪い 独特な感性によってひり出されたのが3つきて、
…なんでパン屋だけサブタイトルみたいなの無いの?
しかもこのお店たちのフォントがなんのデザイン性も感じられない明朝体でデカデカと表示されるもんだからせっかくのレトロ感が台無し。待合室はデザイナーが違うのか、オリジナルのフォントで「MACHI-I」だって。
なーんかちぐはぐなんですよね。残念。
さて、伊田商店街を歩いてみます。ここも小さい頃よく来てました。L字型の長ーいアーケード街です。後藤寺と同じく、こちらもほとんどシャッター化。
訳あって駅前入り口から入らず、反対側から。
うーん、これといって見どころもなく…
まぁ日曜日だったので、仕方がないですね。平日に来たときも大差なかった気もしますが(^^;)
あと、やけに謎のキャラクター推してくる。
うーん、マンダム。
ありましたよいい具合の横丁が!
ロックな居酒屋の2階にすき焼き屋さん。
母曰く、ここのすき焼きは美味しいらしいです。
袖看板もお洒落だし、「階上すき焼き」というワードの語感もいい、万国旗と自然に溶け合うような矢印の配色もニクイ(肉だけに)。
全体的にハイセンスなファサードですが、何より2階部分のアールが素晴らしい!
すき焼き…食べたいな。
アーケードの切れ間から見えるのは、国登録有形文化財に指定される2本の煙突。
筑豊のアイコンであり、かつての繁栄の象徴。
「炭坑節」では、その月まで届きそうな高さを謡う。
よく見たら無用門あるやん。
あと、人懐っこいネコが多い印象。
さて、駅の方まで戻ってきたのでおしまい。
このあとちょっと予定があって、やや駆け足気味での散策でした。
最後に駅から商店街入り口を望む。桜の時期はキレイだろうな。
それでは。
※おまけ
周辺で見つけた雑居ビル。
ナポリの人が見たらブチギレそう。
ほかにもギラギラした雑居ビルもいっぱいありましたが、ほんとにカメラ調子悪かったので全然撮ってません。再訪することがあればまた撮ってきます…。