下関の階段巡り、長崎中央町 関西通りから日和山公園の裏手に通じるながーい階段から再開。
前回の記事
前回の最後にもちょこっと書いたが、こちらからアクセスする人はあんまりいないのではないだろうか?豊前田側の正面からの階段か、水道局の方から車で登っていく人がほとんどだろう。
一部、石段の名残がある。かつては上まですべて石段だったのだろうか?もしそうだとしたら、途方も無い労力と時間を要した作業だったに違いない。財力もね。
上に行くにつれて、少しづつ幅か狭くなっていく。
振り返ってみる。高所恐怖症のぼくには辛い階段だ…。
階段の途中には廃墟と化した家屋。
このあと昇りきって、頂上から見下ろすも、草が生い茂っててあんまりいい景色じゃなかったのでサクッと次へ。公園はまた後ほど行きます。
昇ったら下りて行かなくてはならぬ、階段も人生もそういうものだ。
下りてきたら豊前田町。
歩いて熱くなった体に、木々が風でそよぐ音と、木陰の石段のひんやりした質感が心地良い。
素敵な個人階段(と勝手に名付けたが、おそらく個人の敷地内だろうと思われる場所にある階段)も発見。
1段ごとの踏み面が長めの階段。
個人宅をくぐる階段ってワクワクするしか無いでしょう。ほら、あなたもわくわくしてきた…。
ここを昇っていくと…
ちょっとした展望公園が。
お昼ごはんも兼ねて、ちょっと休憩。
家にあったパンを適当に持ってきたら、4個中3個がつぶあんぱんでした。
口の中が超甘い。いや、あんこは好きなんだけれども。
腹ごしらえもできたし、階段巡り再開!
石垣に絡まる蔦の力強さ。
お、無用門。眼下には豊前田の歓楽街。
左側に写るレンガ塀にある、十字の風穴は珍しいようです。
レンガも鉱滓煉瓦なのかな?
またもやトマソン。この場合、無用門なのか無用階段なのか分類に苦しむ。
何故か落ちてたハートのバルーンと、ゆっくりした足取りで下りてくるおばあちゃん。
話しかけてみたが、やっぱりこの階段に囲まれた土地での生活はしんどい、と言っていた。
これはもはや階段の迷宮。迷い込んだら出られないし、出たくない。
むむむ、今回ちょっと魅力的な階段が多すぎてあんまり進みませんでした。
続きはまた次回以降に。先に他の土地の階段の紹介するかも。
それでは。
下関の階段巡り つづき
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