おなかがよわいお坊さんはあわてない

おなかを壊しやすい僧職系男子、まち歩きのススメ。

下関市 : 山手町〜関西町〜長崎町 階段巡り

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下関市の階段巡り、山手町からリスタート。

例によって町区がいる組んでいるので、町名は大体のエリアを指しています。

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いい天気だが、あいにく陽光は地面まで届かない。

歩きまわって火照った体にひんやりとした灰色の質感が気持ち良い。

 

 

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お地蔵様と鳩、階段。

 

 

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カラーコーンを侵食した草。

 

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トマソンの分類で言うところの「もの食う木」タイプか。故赤瀬川先生は「植物は強し」タイプと言っておられた。

 

 

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美しい…。階段が「廃」に近づくにつれ、草木は「生」が強くなる。

 

 

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ネコと出会うたびに足を止めるようにしているが、すぐに逃げてしまうコもいれば、じっくり撮らせてくれるコもいる。

 

 

 

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コンクリブロックで積まれた階段。生活感のある階段とはこういうものだ。

 

 

 

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この階段、なんかいい感じ。遠くに大丸が見える。

 

 

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こんちは。

 

 

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なんというか…「俺は今、こんな素晴らしい階段を通ってきたんだぞ」と自慢したくなるような階段だった。段数が、距離が、高さが、とかそういうのじゃなく、人々の歴史とともに歩んできたかのような感覚。上手く言えないけど。

 

 

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いきなり視界に広がる、壮絶な「廃」。

これを見るためにこの地には何度も足を運んでいるが、この衝撃に未だに慣れないでいる。(チキンなので中には入らない)。

 

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ほぼ真上から見る階段もオツなものである。

 

 

 

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歪さを楽しみたい。

 

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ここ、毎日歩きたい階段ランキング上位に食い込むことは間違いない。

 

 

 

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階段、坂、暗渠の詰め合わせ。

 

 

 

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夕陽に映える茶色いトタンの街並み。

 

 

 

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今回はここまで。

下関市街地の空き家問題がローカルニュース等で話題に上がりだして久しいが、その解決へ向けての議論が進展している様子は感じられない。かつて"西の浪華"と呼ばれたほどに栄えたまちは、単なる地方の中核都市で終わってしまうのか。

いや、もっとポテンシャルを秘めているはずである。この先を期待して見据えたい。

 

 

 

 

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それでは。

 

下関の階段巡り つづき

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