前回の記事
アーケード周辺の戎町、車塚町あたりは盛り場が形成されている。
長屋に詰め込まれたスナック。これは見逃せない…がその前に。スナック「ゆき」の壁を見やると…
トマソン…だったもの。
数年前までは壁の塗装もされて無くてハツリの跡そのままだったのだが、いつの間にやら塗装されて十二支のボトルがディスプレイされるようになってしまった。
ちなみに反対側にもあるが、これはどうやらあとから設えたような感じ。
室外機の和風な目隠し、深いブルーの配色、古いレンガを煉瓦生かしたファサード…
なかなか洒落ている。
隣はもうやってなさそうではあるが、型板ガラスとなまこ壁、図らずも伸びてしまった蔦の組み合わせが実に風流だ。
パステルの色合いは褪せて、サブデュードな雰囲気。
はて、偉大な文豪の名を冠する店名だが、彼が愛したのはビールでなくてダイキリとモヒートでは無かったか。
おや、コチラではダウが下落。今日の相場は大荒れだ。
通りの反対側から。いくつかは営業している店もある。
コロナ禍が落ち着いたら、このへんでハシゴしよう。
昭和の喫茶店の床を彷彿とさせる壁。
表面のざらついた質感と、キレのある「スタンドバー レイ」の文字…。
「おでん 松尾」とのフォントのギャップが堪らない。提灯用の屋根もナイス。
"アイパー"の文字…初めて見た気がする。
トタンの美しいグラデーション、完璧なエイジング。
カラオケ喫茶って入ったこと一度もないんだが、スナックとどう違うん?
お手本のような佇まいの大衆食堂。
うーん、なんとも香ばしいビル。バブリーですなぁ。
なんで牛なんだろう…。写真には写らなかったけど、上階にはでっかい牛の銅像がありました。
複雑な造りで要塞感のある社交場。
名をハイビスカスビルという。錆のプレートは文化財だ。
この日の白眉。
♥あなたしだい♥…ってやかましいわ!
パトランプやセコムのステッカーがキマってる。
路地。
パンキッシュは消防設備。
さて、今回はここまで。次回は周辺で収穫したトマソンとネコちゃんを掲載予定。
つづき
それでは。