才ノ森より柳町に遊里が移転して後、およそ10年ほどで売春禁止法が施行、赤線は廃止となる。現在でもスナックなどの飲食店が立ち並ぶエリアであるが、より駅前に近い昭和町付近ではソシアルなビルも多く見られる。
日中の盛り場の風景と、周辺で見つけたトマソンを見ていこう。
前回の記事
木製の高所ドア。おそらくここも妓楼だったのではないだろうか。
ビルとビルの間にあるこういう空間…いいね。
木の腰壁に時代を感じる。
「ドレミド みど」に「# & ♭」。音楽好きのオーナーかな。
ネイビーがかった深いブルーにゴールドの色合わせ。
このカラーコーデは参考にしたい。
スナック…なのか?
バブルの頃はこのあたりもギラついてたんだろうか。
突如現れた石膏像。画塾かアトリエだったのかな。
使えるからトマソンではないな。使いたくはないけど。
各階に装テンを備えた(備えてた)ビル。
ここは周南に訪れるたびに定期観察しようと心に誓った。
「ハーバー」…。工業港のあるまちだからね。
統一されたトーンの中に潜むたくさんのパターン。
舵輪のレリーフは意外と控えめな主張。
市場のような雰囲気の小さなアーケード。
この日は休みだったが、普段は何店舗か営業しているようだ。
おや…またビルの隙間に気になるアーケード(?)。
「二次会」は二次会で行くとして、その後には「旅愁」も感じたい。
終末戦争、いや週末戦争が始まりそうな店名だな、「ヴァルキュリア」。
オチョ?
「すたんど 麦」の素朴さよ。
「Snack フグ」…?あ、「フィーリング」か。
出会いを大切にしようね。
ん?スナックなの?パブなの?
「フ"イ"ーリング」って、イが大きいやん。こういう表記のブレさえ愛おしい。
エレガントなデザインの門扉は家政学校。
不意をつかれて完全にやられた。
こんな素敵な物件が眠っていたなんて。
「お京」…。ゴールドの塗料の圧倒的存在感。
隣の「ひろわ荘」も見逃せない。
ここに住みたい。
周南は高所ドア物件多いなぁ。
さて、4回に渡ってお送りしてきた徳山駅前編は、これにて一旦終了。
周南エリアは他にも面白いスポットが数多くあるので、またそちらも折を見て紹介したい。
それでは。