
宿場町の高札場のあったあたりを歩いていると、見えてきたのは大きな"うだつ"。
誰か…うだつの上がらない俺を絞め殺してくれ…
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前回の最後に載せたこの場所から再開。

和風建築の奥に、背の高い煉瓦積みの造作。もっと近づいてみよう。

じゃーん。江戸末期創業の「藤本金物店」。
奥の煉瓦は防火壁だった。

ぱっと見、煙突のようにも見える。

素敵。

反対側から。オランダ積みだろうか。あまり詳しくないのでオーソリティーの方にご教示願いたい。

金物屋さんだがタイルも扱っているようだ。
小さなカウンターのようなスペースが可愛らしい。

BOSCHのロゴの入ったガラスのショーケースには、パストリーゼが。
この時勢だと需要がありますよね…。

ガラスをよーく見てみると…「国旗は日の丸」。

金色の立体看板。
実はこの建物、すごいのは外観だけではない。
中へお邪魔してみよう。

店番をされていたお母さんに声をかけて撮影させてもらう。

桁の間には小さな梁(何て言うの?)が掛けられ、フックが付いている。以前は商品を吊るしていたのだろうか。
奥に見える琺瑯プレートが楽しい。

包丁や鋏をはじめ、鋸や鉋、ヤスリなどの大工道具などが並ぶ。
さて、何がすごいのかというと…上を見上げてみよう。

!?!?!?
「ルブヤシブッコス」?あ、「スコップ シャベ(ブ)ル」ね。

美しい木彫りの看板たち。

お母さんにいろいろお話を聞かせていただきましたが、右側の「三光馬」はオリジナルのブランドらしい。

こちらにも吊金具。
しかし看板の保存状態が素晴らしいな…。

吹き抜け部分を囲うように手摺が据えられた二階部分も気になる。

更に腰を反らせてみると…なんと格天井であった。
折上げではないものの、中心は一段高くなっている。

いやはや、実に興味深いものを見せていただいた。
ありがとうございました。
この周辺では津市(ついち)と呼ばれる市場が開かれ、大内氏時代の外港として栄えたそうだが、藤本金物店の前の道路は旧国道2号線で、昭和の中期まではなかなかの賑わいだったようだ。

ショーケースに破風のある兜。ふとん屋さん。

窓格子に立体文字を貼り付けた看板。金網看板のような雰囲気がある。

花菱のような紋様のなまこ壁が美しい。

よく見るとガラスにも絵が入ってますね。

こちらにも。

既に人は住んでいないようであるが…何やら立派なお宅。


鉱滓煉瓦は山口市ではあまり見かけない。

ぐるっと回ってみると、「金子醫院 入口」と読み取れる門柱。

大正〜昭和初期ぐらいの建築だろうか。十分綺麗に保たれているので、誰か引き取り手が現れるといいのだが…


鬼門というわけではないが、角部にお地蔵様の鎮座するお宅。
火除のお地蔵様らしい。

平入りの町屋が目立ちます。

煉瓦造りの蔵。このへんは本当に煉瓦の建築物が多い気がします。

さてさて、そろそろ新山口駅方面に戻りましょうかね。

楽器店…というかレコード店、というか…
最近こういった“楽器店”も見なくなりました。

キングレコード出身の歌手の音源ばっかり置いてそう。


おや、このへんはスナック街かな?

こういった透かしブロックを積んだ建物は、きっともう作るの難しいですよね。

星屑。

看板側面のストライプがお洒落。

旧協和銀行小郡支店。
現在は山口商工会議所小郡支所として使われる。
さて、今回はここまで。

それでは。