おなかがよわいお坊さんはあわてない

おなかを壊しやすい僧職系男子、まち歩きのススメ。

萩市 : 浜崎伝建地区とその周辺(1)

 

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日本海に注ぐ阿武川の河口部に立地する萩の港、浜崎地区。

江戸時代の敷地割に町家が数多く残るこの地区は重伝建に選定され、虫籠窓や格子、なまこ壁が連なる町並みを形成する。

浜の香りに誘われたネコとの邂逅を楽しみながら歩く。

前回の記事

 

芳和荘にて迎えた朝、顔を洗いに洗面所に行こうと部屋の戸を開けると、目に飛び込んできたのはこの景色。

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閑雅の趣。

あいにく曇り模様だが、それすら侘び寂びの世界観。

 

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これまでに訪れた中でも、特に強く記憶に刻まれる宿であった。また来よう。

チェックアウトを済ませ、周辺の散策を開始。

 

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前述の通り、芳和荘のある浜崎地区は重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、江戸〜昭和にかけて栄えたまちの景観が残る。

あ、ネコチャンいた。

 

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おはよー。

 

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虫籠窓のある理容店。

 

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早朝ということもあって、人通りは少ない。

そう遠くないであろうところから波の音が聞こえる。

 

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普段は公開されている旧家の住宅は、まだ準備中であった。

殆ど下調べしていない状態で来たので、何があるかよく知らないの…

 

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それでも適当にぶらつくだけで楽しい。

あ、またネコチャン。

 

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金網看板のあるまちにハズレはないのだ…

 

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ちらりと見えるのは松本川の河口。

 

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ネコチャンのたくさんいるまちにハズレはないのだ…

 

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川沿いまでやってきた。

萩のコミュニティバスのバス停。御船倉…?なんか聞いたことある名前だな…

完全にスルーしてましたが、国指定の文化財「旧萩藩御船倉」でした。なんで見に行かなかったんだ…まあ家からそう遠くないしまた行くか。

 

ここに来たのは別の目的がありまして…

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ちょっと文字がかすれて読み辛いが、「鶴江の渡し」とある。

 

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対岸の鶴江地区への渡し船。今なお残る生活航路。無料で乗船できる。

ちなみに歩いて対岸へ渡ろうとすると、ぐるっと回って橋を渡ることになるので30分ぐらいかかると思う。

 

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鶴江地区にも階段があるっぽいし、せっかくなので乗せてもらおうかと思ったが…この日は強風につき運休するとのこと…ちーん。

リベンジしなきゃ。

 

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というわけで戻ってきました。

 

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軒の高さを同じくする家屋が連なる。

ちょっと南下して市街地の方へ向かってみましょう。

 

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町家と一体化した山門。

 

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たしかこのお寺は吉田松陰菩提寺だった気がする。ワンチャン!

 

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ほぁ!素敵なタイル使い…😊

 

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時計屋さんだったのかー。

 

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おお、立派な防火壁。

 

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銅板製かな。「ツ タ ク」?はて …

 

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そしてタバコカウンター…赤ポストまである。完璧だ。

 

そのまま南下して熊谷町へ。

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隅切りされた町屋は複雑な屋根形状。

 

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素敵なドアとかまぼこ型の窓を持つこの建物は何だろう?

 

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まるでオーロラの夜のような色のドア。なんか淫靡な世界を想像しちゃうね…

 

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家具屋さんは虫籠窓や防火壁よりも、ショーケースの下部の石の衣装に目が行く。

 

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これだけ建物が密集しているエリアなので、影タイプのトマソンを比較的多く見かける。

 

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丸い看板が素敵なタバコ屋さん。

 

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店内に木製のカウンター。

 

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ゴールドのフォントがカッコいいね。

 

 

さて、今回はここまで。

次回も引き続き周辺を見ていこう。

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かわE。

 

それでは。

 

つづき