深川湾に面した漁村集落には嘗て街道が通り、今でも細い路地を歩けば古い町並みが残る。
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黄波戸(きわど)という地名の由来は、地区の八幡宮に祀る御神体が海上に顕れ、その際に黄色い波が立ち上がったと伝えられるほか、際戸…つまり瀬戸の際の集落であるということに端を発するのでは無いかとも考えられている。
黄波戸駅(撮るの忘れた)のすぐ傍には、「仙崎屋」という駅前旅館。しかしもう旅館としては営業はされていない様子であった。
1階部分は小さな商店となっているようであった。かつてはここで切符を購入することができた。レトロなタバコカウンターが愛らしい。
一度泊まってみたかった…
集落部へ。普通車がどうにか通れる程度の細い路地が集落の中央を走る。
海岸沿いには大きな道路があるが、おそらく埋め立てであろう。
今でも生活の香りがする。
遠くに波の音がきこえる。穏やかな昼下がり。
中心部に近づくにつれ、道幅が狭くなってゆく。
立派な塀のお宅が並ぶ。
黒瓦と、赤褐色の石州瓦が入り交じる。
屋号が掲げられた蔵。鏝絵のような意匠も見られる。
ここにもタバコカウンター。
タイル貼りのタバコカウンターが残るまちというのが、ぼくが訪れてみたい集落の一つの基準になっている。
醤油の醸造所。
さて、階段も見ていこう。
多くの漁村地区に見られるように、斜面に家屋群が形成されているため、家々の間を縫うように階段が散見される。
このように石垣を築いて土地を確保する。しかし空き家や更地になってしまった例も少なくなく…
複雑に入り組む路地。
高低差のある集落の楽しさよ。
男の子って、どうせこういうY字路が好きなんでしょ…?
ぼく「はい」
擁壁にトタンの庇?
消防用水槽…?
民家の横をすり抜けると…トンネル?
流石に進む勇気はなかった。
どこを歩いているのか自分でもわからなくなってくる。
こんちわ。
ベーハ小屋?こんな海に近いところで…?🤔
案内してくれるの?
さて、今回はここまで。
それでは。
つづき