おなかがよわいお坊さんはあわてない

おなかを壊しやすい僧職系男子、まち歩きのススメ。

佐賀県西松浦郡 : 有田内山の町並み(2)

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17世紀初頭、豊臣秀吉による朝鮮出兵の際に連れ帰った朝鮮人陶工 李参平らによって泉陶磁器生産の始まった有田。

路地の先に覗く可愛らしい建物に心奪われる。

前回の記事

 

前回に引き続き表通りを歩いていく。

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もう少し天気が良けりゃな…なんで思いもしたが、曇天だったからこそ、このまちの静けさとよくマッチしていた。

 

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商家に混じって、看板建築も見られる。

 

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建物自体は古いが、モダンにリノベーションしたオシャレなショップなどもある。

ARITA PORCELAIN LABは、「弥左ヱ門窯」のモダンブランドの旗艦店で、奥にはコース料理を提供するスペースがある。

 

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トンバイが貼られた入口のある窯元。

 

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この建物はトンバイの面積が広いが、もともと焼成窯だったのだろうか?

 

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派手な観光地などではない。どの建物もそれぞれ意匠を凝らしてあるが、それぞれにベクトルが異なる。妻入り・平入りが入り乱れ、雑然としているとも言えるが、そんな光景が愛おしいまち。

 

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ん?

 

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クリスマス磁器だったものね。

 

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軒の高さもまちまち。

 

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「子ども100番の家」のプレートも磁器製。さすが。

 

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さて、再び裏通りへ入っていこう。

 

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ここにもトンバイ塀が。

 

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煙突ニョキニョキ。

 

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塀に根付く緑。

 

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……!!!

ぼくは路地から覗く建物や海が好きなのだが、この場所は今まで見た中でもトップクラスにワクワクを感じる。あの可愛らしい色合いの建物は…

 

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ピンク色の外壁と対象的な、「宮内庁御用達」と書かれた背筋が自然と伸びてしまう門柱。

 

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白磁に映える「フカガワブルー」でお馴染み、高級磁器の老舗 深川製磁の工房。

 

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富士山のロゴは現在使われているものよりやや丸っこい?

色あせた外壁の中で、鬼瓦の鮮やかさが少し浮いている。

 

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板張りの工房棟から、スクラッチタイルのショールーム・店舗の建物へと繋がる。

窓の意匠に共通性が見られる。

 

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店舗部分。こう見えて木造である。

 

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アールの付いた隅部のてっぺんには金色のロゴマーク

 

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いい感じの食器でも買って帰ろうかなと思ってたのですが、ちょっと金欠だったもので手が出ませんでした…

 

 

さて、今回はここまで。

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それでは。

 

つづき