英彦山〜求菩提山と、古処山〜宝珠山をはじめとする山々に囲まれる東峰村。
豊かな山林と水源が広がる村は、重要な土木建築が数多く残る地でもある。
ヨーロッパの古城のような工作物を持つ魚道と、静かな山間の集落。
春になると自然と触れ合いたくなるのが人間の性。山道を抜けて自然豊かな東峰村へと向かう。(昨年の4月のことです)
いや、冬は冬で好きですが(実費辻は2023年1月末)、比較的温暖な地域に住んでいるので寒いと出不精になるんだよね…夏は夏で熱いし。インドア人間の弱さ。
さて、東峰村と言いつつ最初の目的地は添田町。といっても南の方だけど。
いきなり倒木。
階段魚道だ。水量が多くなく水は流れていなかった。
奥へと進むと砂防ダム。親水公園のようになっている。
浸食された巨岩の上に降りてみたが、水は澄んでいて大変綺麗であった。
深倉川第1砂防堰堤。横には重厚な工作物を備える。
コンクリートが水を吐き出す。周りには桜の花びら。
工作物の中を覗き込んで見る。螺旋状に配された階段水路。
いわゆるループ魚道である。
山の方から登れるようになっていたので、とりあえず登ってみた。
なるほど良いループ。
ダムの堤防部分から望む。ちなみに僕は高所恐怖症なのでこの時点でガクガクである。
もうちょっと近づいてみよう。
写真には写っていないが、小さな魚がたくさん泳いでいた。
ふぃー、怖かった…
さて、移動して大行司駅前へ。
2017年に九州北部を襲った豪雨によってかつての駅舎は倒壊してしまった。
これは2019年に再建された新駅舎。駅舎前には土石流で流された筑前岩屋駅のレールが展示される。
古いプラットホームは残されているが、残念ながら日田英彦山駅の彦山〜宝珠山駅はBRTに転換することが決まっており、今年の完成に向けて復旧作業が進行している。
駅前にあった温泉旅館。災害後も営業していた記憶があるが、コロナ禍に入って廃業されてしまったようだ。
駅前の美容室(サインポールがないけど理容室っぽいな)。
カッコよく 美しく。
青が爽やかな大衆酒場。
4月なのにしめ縄飾りが取り付けられているので営業していないのかと思っていたが…
国道の方まで出ると温泉マークのついた旅館の1階部分に喫茶店が。ここにもしめ縄飾りが。しかも営業している。
喫茶 千成瓢箪。昼ご飯ここで食べたかったが、このあと日田に行って日田焼きそばを食べることで頭の中がいっぱいだったので今回はスルー。また行こう。
ちなみに旅館 一富士はもう営業していないようである。かつては結婚式なども行っていて、スナックも併設していたらしい。
国道211号にそって歩く。
亀だけマシン性能に差がありすぎないか。
さて、今回はここまで。
それでは。
つづき