色づく城下町、この風景を何気なく眺めながら毎日歩いていた高校生の頃…
懐かしい景色を大人になった今、改めて歩く。歳を取るのも悪くないと思える。
前回の記事
秋の城下町散策、横枕小路を抜けて毛利邸方面へ。
ちょっと歩けば立派な門、門、門。
あ、これ冬に撮ったやつだな…まぁいいか。
現代の住宅やアパートに建て変わっても、こうやって土塀の町並みが保存されている…
とても尊いことだと思う。
このあたりは上級武家屋敷が立ち並んだだけあって、現在でも敷地の広いお屋敷が多い。
左手の石垣のお宅にはテニスコートまであるゾ!
下関市立長府中学校の正門。敷地は練塀で囲まれる。
かつてはこの校区は児童数がかなり多く、近くの豊浦(とよら)小学校では最盛期に3500人を超える児童がいたこともあった。
長府中横から伸びる切通し。
長屋門の後ろに控えるデザイナーズ住宅。
この町並み…ずっと残ってほしいね。
高校生の頃に当たり前のように毎日見てたこの風景だが、保全に掛ける労力は計り知れないものがあるのだろう。
地元住民が車でビュンビュン飛ばすので観光で来られた方はお気をつけて…(生活道なので仕方ないね)
お寺かと見紛うような立派な門。反り具合もいい。
煉瓦蔵を備える。
坂を下って右手の城壁のようなところは毛利邸。
冬の写真おしまい。再び秋に戻ります。
やはりこの時期が一番いいね。
そしてここへは立ち寄らねばなるまい、古江小路。
改めてこのまちのポテンシャルの高さを再確認。
ああ…
以前も載せた菅家長屋門。奥の石垣は長府毛利邸。
振り返ると振り袖の女性を撮影していた。成人式の前撮りだろうか。
菅家長屋門の向かいにあるのは、「古江小路 桂月」。落ち着いた雰囲気の料亭である。
これは初夏に訪れたときの写真(季節が行ったり来たりしますね…)
本店は市内の垢田という場所にあって、かつてお医者様の邸宅だった和風家屋を改築した割烹なのだが(たぶん現在は休業中?)、古江小路にあるこちらも劣らず大豪邸である。
蕎麦が自慢の懐石料理なのだが、どの料理も美味。品数も多く、たいてい蕎麦にたどり着くまでにお腹いっぱいに…(いっつもしこたま飲むし…)。
あんまり料理の写真ばっかり載せるとグルメブログ見たく鳴っちゃうのでここらへんで。
ウチの家族もお気に入りで季節ごとに足を運んでいる。
ランチもリーズナブルでいいですよ。
閑話休題。
当記事のはじめにも載せた長府中学校横の切通しだが、季節が変わればこんなにも雰囲気が変わる。
好きです、長府。
さて、今回はここまで。
それでは。
つづき