おなかがよわいお坊さんはあわてない

おなかを壊しやすい僧職系男子、まち歩きのススメ。

大分県津久見市 : 保戸島 階段巡り(5)

細い路地を抜けた先で待っていたのは、まるで枝分かれする木々のような階段。

登った先はいったいどこへ続くのか、全て知るまで帰れない。

前回の記事

 

狭い路地を往く。左側は急斜面のため擁壁が築かれている。

 

 

井戸がたくさん。島に上水道が普及するまでは(してるんだよね?)、貴重な水源であったに違いない。

 

 

そして港町といえばこういった類のカート。

大きさやデザインに地域性が顕れる。

 

 

下見板貼りにブルーのペンキも海沿いの町っぽい。

 

 

擁壁にビルトインした井戸。すごくたくさんあるんだけど、1家庭につき1つあったのかな。

 

 

おるね。

 

 

本当にたくさんの井戸跡がある、水神様の祠も。

 

 

見事なバスルームトマソン

 

 

擁壁のちょっとした窪みで路上園芸を試みる。

 

 

この細道は、「日本一狭い県道」である県道612号。全長は256メートル、幅はなんと1.2メートル。

手を伸ばせば向かいの家に届いてしまいそう。

 

 

ちょっとここはまた後でじっくり訪れよう。

 

 

「磯料理」という単語の響きの良さ。

 

 

タイル洗い場完備。

 

 

何だこれは!?少し登って三本に分かれる…が、真ん中の階段、オブジェクト配置ミスってね?

過去に友人のツイートで、この階段がえらくバズっていたの、存在は知っていたのだが、実際に目の当たりにすると、完全に脳がバグってしまった。

 

 

真ん中の階段に登ってみた。

3つに分かれると思っていたが、5つに分かれていた(写真だと見切れてますが、右方向へも階段があります)。つまり六叉路。

しかも一つは下方向へ向かっている。わけがわからない。

 

 

混乱した頭のまま先へ進もう。

消防団の格納庫が、壁と同色の文字で静かに主張していた。

 

 

門柱から入った先に…階段?

ここは私有地なのか公道なのか…。

 

 

真っ赤なポストがあまりにも印象的で。

 

 

ブルーとブラウンのタイルのコントラスト。

落ちる電柱の影は路地に沿って。

 

 

まーた良い階段だよ。

 

 

「吉田食堂」は、はじめからこの斜面に作られたのか、それともあとから道が斜面になったのか。

 

 

また俺をどちらに進ませるか悩ませる…

 

 

以前にどこかの記事で「階段密集地(斜面の多い集落)では残されタイルが多く見られる」という旨のことを書いた気がするが、保戸島は別格とも言えるほどに多い。

 

 

住人一人あたりの階段段数みたいな統計をとってる組織はないのだろうか。

保戸島はどの位置にランクインするのだろう。

 

 

勝手口の庇を兼ねた階段。

あまりの薄さに筋が入ってるのか不安になる。

 

 

大型残されタイル案件。

なんと二階建て。

 

 

さて、今回はここまで。

 

 

それでは。

つづき