おなかがよわいお坊さんはあわてない

おなかを壊しやすい僧職系男子、まち歩きのススメ。

山口市 : 阿知須の町並み(3)

迷路のように入り組んだ白壁の町並みをそぞろ歩きすれば、潮風が磯の香りを運んでくる。

瀬戸内に面した小さな集落で、往時の豊かな暮らしを偲ばせる伝統的な大型商家群を見た。

前回の記事

 

庭から見えるのは裏手に面した真重酒造場の建物。実に立派だ。

そして井戸が1つ…

 

2つ…

 

 

3つ…

 

 

4つもある。

特にこの大きな井戸は長径4.65m・短径4mもあり、407個もの石で組まれている。

縁にせり出す平たい石は組み上げ用の足場。防火用水を貯めるほか、海水を入れて生け簀としても使用され、江戸から帰った乗組員たちを饗応したという。

 

 

五右衛門風呂もある。

 

 

敷地内には他にも蔵などが建ち並ぶ。

 

さて、そろそろまち歩きを再開しよう。

 

 

ありゃ、以前はこの更地になった場所にも海鼠壁の建物があったのにな…

 

 

実に雰囲気の良い通りだ。

ここは「ひちりん通り」と呼ばれ、夕方になると各家庭から七輪を持ち出して炭を焼き、煙が出なくなると持ち帰り夕食の準備をしたという。

 

 

再び中川家の前へ。向かいも立派な居蔵造の中尾家(右側)。

 

 

うーん、素晴らしい。

この通りだけで何時間も過ごせるな。

 

 

現存する居蔵造の家屋は10軒強だそうな。

瀬戸内のいくつかの集落では未だ残っているところもあるようだが、山口県でこの規模はここだけ。末永く残って欲しい…。

 

 

真重酒造場の敷地内にある土蔵。細い路地の先にあってその威容は誇らしげ。

元は石畳だったような名残が見られる。

 

 

酒造場の正面から。寺社かと見紛うような重厚感。

 

 

裏手に回ってみても圧倒的な佇まい。

 

 

まだまだあります、居蔵造。

さて、寒いしそろそろ退散すっか。

 

 

変える道すがら、阿知須駅の近くで立派な煉瓦蔵を発見。

装飾的な要素も見られる。現在はカフェとして営業されている風であった。

 

さて、今回はここまで。

それでは。