おなかがよわいお坊さんはあわてない

おなかを壊しやすい僧職系男子、まち歩きのススメ。

2023年4月 大阪旅行記 (7) 〜昼下がりの西成ぶらり〜

雑多なエネルギーに満ちたまちで、友人とアフタヌーンアルコール。

そのまま夜まで飲み続け…

前回の記事

 

天下茶屋を抜け、釜ヶ崎エリアへ。

アーケード付き商店街があった。

このあたりは萩之茶屋というらしい。

 

 

ほうれん草おじさん。

 

 

質屋と喫茶店

共通の屋号だから経営者が同じなのかな。

 

 

なんかフェンスで厳重に守られた建物があるなぁと思ったら、西成警察署だった。

 

 

いわゆる"西成"と聞いて多くの人がイメージするのはこのあたりなのではないだろうか。

そのイメージについては、治安が悪いだとか、日本有数のドヤ街だとか、そこらじゅうにホームレスがいるだとか、世間ではとにかくネガティブな印象が先行しているように思う。ぼくもなんとなく「怖いところなんだろうなぁ」ぐらいの認識でいた。まさかそのあたりに目指す店があるなんて思ってなかったので…^^;

 

 

しかし実際に歩いてみると、ここがそのイメージの中心だと言われなければわからない程には"普通の"まちであった。いやちょっとごちゃっとしてたりガラが悪い感じはあるけれど、先行していたイメージとはちょっと違う。これも行政や住民の皆さんの治安改善の取り組みあってものなのだろう。

 

 

そもそもスラムツーリズムで訪れているわけではないし、あくまでも人様の生活の場だ。あえてセンシティブなところに目を凝らして消費的に扱うのは違う気がする。

まぁ素敵なものや面白いものがあれば(プライバシーに配慮しつつ)写真は撮るし、その行為…というかこのブログが消費的だと指摘されればそうなのかもしれないけど。

 

 

少なくともこのまちは、ぼくがこれまで訪れたまちや集落なんかと(そりゃ趣きとか好みとかが違うのは当然として)感覚的には変わらない。別に特別な負の感情なんかなく、知らないまちを歩くのは楽しいね、ってこと。

 

 

とかなんとか考えてたら、センシティブというか闇が深そうな看板。

 

 

さて、目的のお店に到着。

ホルモンの「きらく」さん。

 

 

メニューはホルモン(200円)と、ホルモンうどん/そば/中華そば(450円)のみ。

あと酒類とご飯。

 

 

ふわっふわで全く臭みのないホルモン…美味すぎる!

 

 

これはビールが進むね。コップ酒の空き瓶がグラス代わりなのも良い。

 

 

焼酎に切り替えていきます。なみなみ注がれている。

「水割りがよかったら冷水機で薄めて」とお母さん。素敵ストロングスタイル。

 

 

ちょっと食べちゃったけど、ホルモン中華そばを追加。

ダシの効いたスープに染み出すホルモンのうまみよ…

 

 

ちょっとポカポカした昼下がり、最高にキマってしまった。

 

 

良い店でした。

 

 

やめようね。

 

 

ガード下は"らしさ"がある。

 

 

夕方になると少し肌寒い。

微醺を帯びて火照った顔に、ひんやりとした空気が心地よい。

微醺…と言うにはやや酔い過ぎているが。

 

 

夜からまた別の友人を加えて飲む約束をしてたのだが、いかんせん早いペースで飲みすぎたためふたりともおねむちゃんになってしまった。

友人宅にてちょっと夕寝。といいつつぼくがお土産に持ってきた酒を開けて飲み始めてしまったのですが。

 

 

完全に寝落ちする友人。

 

 

ぼくも気がついたら落ちてた。

目を覚ますとTVでは日曜夕方の代名詞ともいうべき魚類の番組。

さて、ぼちぼち出かけようか。

 

 

友人と落ち合い、昨晩と同じ梅田駅構内の新梅田食道街で乾杯。

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関東煮の「たこ梅」さん。関東煮ってなんだろうと思ったら、おでんのことなんですね。

たこ串おいしい!大根おいしい!全部おいしい!

 

 

合流した友人とははじめましてだったのだが、以前からツイッターでやり取りしていたので話が弾んだ。

 

 

2軒目。なんか船モチーフだったが、あんまり記憶がない…

 

ぼちぼち帰りましょうかねー。

 

 

ザ・都会。

 

 

友人たちを改札まで見送る。ちなみに泥酔していた彼はこのあと電車の中で寝てしまい、四つ橋線を往復してようやく最寄り駅で降りたらしい。

 

 

ホテルまでひとり歩く。

酔った勢いでアイス3個も買う。

 

さて、今回はここまで。

おやすみ。

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