
いくつもの信仰が習合される道場は、多くの人の思いが集まる場所。
煌びやかな装飾が施された寺院建築に圧倒される。
前回の記事
ホテルにチェックインし一息ついた後、そういえばお昼を食べていないことを思い出す。
時刻は15時を過ぎており、今から食事をとるには昼とも晩とも言えない微妙な時間だったけど、お腹が空いてることに一度気づいちゃうともうメシのことしか考えられなくなるので、妻を誘って軽く何か食べに行くことにする。


ホテルのロビーを出ると、途端に熱気が襲ってくる。
そして玄関正面には夜市の準備なのか、レトロなゲームコーナーが設置されていた。

パチンコというかスマートボールというか、日本のそこそこの規模の温泉地に行くとたいてい1件ぐらいはあるアレがずらりと並んでいる。
このあともまちの至る所でこういったレトロなゲームコーナーのほか、クレンゲームやビデオゲームが並んだゲーセン的なものを見かけたのだが、台湾の人はゲームが好きなのかな。

とりあえず適当にうろついてみる。
路上では色々なモノが売られているが、一昨日から歩きっぱなしで疲れているので、とりあえず座って食べれる店を探す。

アーケード付き商店街もある。
考えてみたら日本以外にもあるってのは当たり前なんだけど、何だか新鮮に感じるし、どこにいても結局そういうとこばかり見てる自分の嗜好が可笑しくてニヤけてしまう。
まーミラノのガレリアだって似たようなもんか。

先日の記事に書いたとおり、ぼくは食べ物の好き嫌いが非常に多い。
そりゃ大人なんで出されりゃ何でも食べますけど、基本的には偏食家である。そのくせこだわりが強いので、国内でも旅に出たときに食事でいっつも悩むんだよなぁ…
飲食店が少ないとか、そもそも商店しかないような集落だったりすると選択肢がない分スムーズなんだけど、歓楽街とかだと「この店はナシだな…いやこっちの店だと地のもの食べられなさそうだし…」みたいな感じで彷徨った挙げ句、どこも閉店の時間になってしまって結局チェーン店で済ませる、みたいなことがままある。
とりあえずGoogleマップ見ながら、評価の高そうな店に飛び込んでみよう。

やってきたのはこちら、四方阿九魯肉飯。なんて読むのかな。
ホテルからすぐだった。ぼくは無印の「ごはんにかける ルーロー飯」が大好きなんだけど、店名に「魯肉」って入ってるからには自身があるんでしょう。いざ入店。

ランチタイムを逃していることもあってか、店内はそこまで混み合っていない。
日本語は通じなさそうだが、メニューの漢字を見ればなんとなくイメージは湧く。
とりあえずこのあとも食べ歩きをすることを考え、魯肉飯と油豆腐、燙青菜(湯で青菜)を注文。

程なくして料理が到着。
青菜を頼まなければ茶色ばっかりになってしまうところだったぜ…

そうそう、これこれ。
トロットロのクタクタに煮込まれたルーローと、でんぶのような魚のふりかけ。八角は入っていないようだ。醤油のしっかりした味付けと、脂の甘み。
ややパサッとした米と合わないわけがない。美味い。

油豆腐も想像通りというか、日本でいうところの厚揚げの煮物。間違いない味。
台湾は豆腐料理も多いよね。

燙青菜が実にいい仕事してた!
シャキッシャキの食感と、台湾醤油の薫り、そして上からかけられたルーロー!
たまらん…
たぶんこれ全部合わせて、日本円にして600円?ぐらいだった記憶…
安い!安すぎる!もはやおやつ感覚。

小腹も膨れたことだし散策しましょう。
…その前に、四方阿九では飲み物が無かったため(飲料の持ち込みOKだと思われる)、ちょっと喉が乾きました。
コンビニ(セブン)寄っていきましょう。
お、上にカナヘイのキャラクターおる。

养乐多!养乐多じゃないか!(ヤクルトのことです、何故か知ってる数少ない中国語)
レモン ヤクルト ナタデココ ゼリ…?おまえ少し見ない間にすっかり変わっちまいやがって…

とりあえず台湾に来たからには…ネ。

金牌、キメていこうと思います(グビグビ)。


前述の通り、こういうゲーセン?みたいなのが100mおきぐらいにある。
客層は老若男女…ということもなく、ややオールド気味の人が多くゲームに興じていた印象。

2本目いいすか?(グビグビ)




そのままぶらぶらしつつ、観光地っぽいところに行こうということで龍山寺に向かう。

観光地として有名なことは知っているが、縁起などについてはよく知らない。
特定の宗派の寺院というわけではなく、習合的な信仰道場であるようだ。

見よ、この極彩色の装飾を!


もはや"凝ってる"とかいういうレベルじゃない。細部に至るまであまりにも複雑…。
日本統治時代に大規模な修繕が行われたようであるが、もともとこの意匠だったのだろうか。

境内には滝も。割とじゃぶじゃぶと流れていたが、ここけっこう町中なんでわざわざポンプで汲み上げて循環させてるんでしょうか。
あんまりマイナスイオ〜ンって感じじゃないな。

観光名所だからもちろん人は多いのだけれど、現地の人と思しき人もけっこういて、マイ経本を手に熱心に読経する姿が多く見られた。
ただの名所の一つではなく、きちんと信仰が生きていて良いなと思いました。

ぼくもみんなに倣い合掌、旅の円満成就を祈念する。

ちなみに境内の周りは普通に高層ビルやアパートが立ち並んでいる。

作法に則り、左回りに巡拝していく。

病気があっても元気になれそうなカラーリングだなぁ。





註生娘娘(ちゅうしょうにゃんにゃん、受胎を司る道教の神)を祀っていることもあってか、若い女性の参拝客も多い。
蘭が供養されるのもその影響だろう。

かわE。
さて、今回はここまで。

それでは。
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