おなかがよわいお坊さんはあわてない

おなかを壊しやすい僧職系男子、まち歩きのススメ。

島根県大田市 : 温泉津温泉の町並み(1)

1300年もの歴史を誇る湯治湯、その効能は折り紙付きで全国でも屈指の評価で知られる。かつて石見銀山の積出港として隆盛を誇った温泉街の景観は、今ではゆっくりとした時間が流れ、静かに人々を癒やし続ける。

前回の記事

美都を離れ宿泊予定地に向かうも、アホカーナビの案内により峠道を走らされ、予定より遅れること約1時間(ちゃんと宿には連絡入れてます💦)、温泉津温泉に到着。

投宿ゥ!

 

ちなみに温泉津温泉自体は何度も訪れたことがあるのだが、宿泊は初めて。

一服したら夕食の時間までにひとっ風呂浴びて来ましょうかね。

と、その前に…

宿の紹介。この日のお宿は「寛ぎの宿 輝雲荘」さん。

 

明治30年とのことだが、近年リニューアルされピカピカの本館のほか、離れ、別館、古民家長屋など様々なタイプがあり、それぞれ目的に応じた宿泊ができる。

旧館の内風呂が良いと知人から聞いてたので、そちらにしようかと思っていたのだが、改装工事中ということで本館に泊まることにした。

 

さーて、外湯に向かいましょう。

 

温泉津って言ったら、やっぱここでしょう。

 

ほら、お前たちの大好きな「薬師湯」だよ。

温泉津の代名詞とも言えるアイコニックな外観のレトロモダンな洋館。

 

隣接する木造建築部分は、大正8年に建てられた旧館で、現在は「震湯カフェ 内蔵丞」という名のカフェ/ギャラリーとして営業している。

 

「震湯」というのは薬師湯の別名で、明治5年の浜田地震によって湧出したことに由来する。

 

そろそろ入浴しよかね…

 

浴室内は撮影禁止。析出物が層になった素晴らしい浴槽は、ぜひ自身の目で拝んでほしいので、あえてHPなどから引用しないでおく。んもーほんとに素晴らしい湯質!

言うまでもなく100%源泉かけ流しである。

 

階段を登って2階には休憩室。

 

さらに屋上にはテラスがあり、町並みを眺めながら(この日は夜なんで暗いけど)湯上がりに涼むことができる。控えめに言って最高だ。

 

さて、宿に戻って夕飯だ。

 

ちなみに薬師湯のすぐ向かいにはもう一つの外湯、「元湯」がある。こちらは早朝からやっているので明朝訪れるとしよう。

 

夕餉。

 

 

焼き物は鯛の塩焼きだったんだけど、焼き魚が苦手なのでお肉に変更してもらいました。テヘ。

 

ほう…下関から訪れたワタシにふぐを出してくるとは…ニヤリ(おいしいれす)。

 

食べ終わってからも地酒で飲るね。

 

 

さぁ、またお風呂行きましょう。もう外湯はやってない時間なので内風呂です。

輝雲荘の内湯は薬師湯からの引湯で、循環加温加水ながらもその泉質が夜通し楽しめるのだからたまらない。それがこの宿を選んだ決め手でもある。

夜11時に男女入れ替えです。

 

露天もアリ〼。

 

部屋に戻ると布団が敷かれていた。

今気づいたけどテレビ台の飾り窓可愛いな。

 

広縁でサンガリアの謎ドリンクとともにタバコを燻らす…。至福のひととき。

 

明日も早いし、寝ましょかね…

 

おやすみなさい。

それでは。

 

つづき

 

↑これ確か温泉津温泉が舞台だった気がする…