大分県
山紫水明の里、日田。 三隈川、花月川に挟まれた豆田のまちでひときわ目立つ煙突は、良質な水を活かした酒造りにこだわる酒造。300百年もの間、伝統を紡ぎ続ける蔵を見学。
「豆田の天守閣」から見渡す、商店街の町並み。 展望楼のみならず空中庭園を備えた華やかな意匠に目を凝らす。
江戸時代から昭和初期にかけて増改築を重ねた結果、入り組んだ迷路のような間取りになった建物は「豆田の天守閣」とも呼ばれ、まちを象徴する佇まいで聳える。 往時の華やかな商家建築の美。
江戸期の町割りがほぼそのまま残る陣屋町は、重伝建として申し分ない美しさ。 何度かの大火に見舞われつつも、熱心な保存運動によって保護される街並みを歩く。
古来からの水郷である日田の中心地、豆田町。 幕府による九州支配の拠点として重きをなしたまちは、今なお重伝建として往時の町並みが大切に保存される。かつての天領の町人地区を歩く。
鉄輪温泉ぶらり歩き。重要文化的景観に指定される町並みを巡り、疲れた足を蒸し湯でほぐす。
一遍上人が開き、別府八湯の一つに数えられる鉄輪温泉は、地獄めぐりの中心地としてもよく知られる。 坂道のあちこちから湧き上がる湯けむりを浴びながら、愛犬と散歩。
未だ痛々しい災害の爪痕が残る中、温泉街のメンバー有志が担う復興プロジェクトにより、確実に前を向いて進み出した天ヶ瀬温泉。 治水対策と観光資源保護…揺れる温泉郷の未来は。
別府・由布院と並んで豊後三大温泉の一つに数えられる天ヶ瀬温泉は、古くは天領であった日田の代官らが訪れ、近世では筑豊の炭鉱関係者の保養地として賑わった温湯(いかり湯)。 町を歩いて疲れた足を、川沿いの共同露天風呂で癒やす。
県境に近い渓谷を抜けると湯の国であった…。 文豪 川端康成が滞在したと言われる山間の温泉郷で、早朝の極上湯を味わう。