おなかがよわいお坊さんはあわてない

おなかを壊しやすい僧職系男子、まち歩きのススメ。

近代建築・土木建築・遺跡・遺構

防府市 : 防府駅周辺ゆる散歩(3)

日本最初の天満宮のあるまち、防府。 至る所に飾られた紙垂が、道真公の御聖日ををまちぐるみで奉祝するムードを高める。 そしていつもの純喫茶へ。

防府市 : 防府駅周辺ゆる散歩(2)

居心地の良さに2日続けて訪れた純喫茶、火照った身体にパフェのアイスクリームが沁みる… 防府天満宮の周辺を巡る。

防府市 : 富海の町並み

かつて市が開かれ、半宿のまちとして賑わった漁村集落に残る往時の面影。 商人や維新志士からの信頼も篤かったという「瀬戸内の飛脚船」の問屋が軒を連ねた通りを訪ねた。

防府市 : 防府駅周辺ゆる散歩(1)

うだるような暑さにヤラれ、涼を求めて飛び込んだのは山頭火の句碑が立つ老舗の純喫茶。 「あさせみ すみ通る コーヒーをひとり」

防府市 : 防府駅周辺のドボクなモノ

かつて防長に高い技術を持った石工集団がいたことを伺わせる珍橋と、地域の暮らしを支える日本最大級の円筒分水工。 防府市の土木建造物散策。

萩市 : 明石 〜 飯井の町並み

狭隘な漁港集落は、世界「最短」の地名としてPRされる。 駅のホームから見下ろす日本海が印象的な、2つの自治体に跨る町並み。

萩市 : 玉江 〜 三見の町並み

維新のまちから海沿いに沿って西へ、かつての街道を訪ねて歩く。 山間の長閑な景色に映える、美しき石橋。

萩市 : 川島 旧湯川家屋敷とその周辺

流水式池泉庭園を備えた武家屋敷は、多くの維新志士たちを輩出したまちに存在する。 幕末期の日本を支えた武士たちの、水とともに生きる暮らし。

萩市 : 明木の町並み(2)

まち歩きの醍醐味は、風景や建物を通して「人々の暮らし」を見つめることであると考えている。ふらりと訪れた近代建築を眺めていると、地元の方に声を掛けられその歴史を解説していただいた。 小さな宿場町での邂逅。

萩市 : 明木の町並み(1)

萩往還をはじめとする旧街道の交通の要であったその地の名は、安芸の領主より賜ったとされる。 萩市中では珍しく赤い石州瓦が連なる町並みに、かつての宿場町の名残を探す。

大分県日田市 : 豆田町商店街とその周辺(5)

山紫水明の里、日田。 三隈川、花月川に挟まれた豆田のまちでひときわ目立つ煙突は、良質な水を活かした酒造りにこだわる酒造。300百年もの間、伝統を紡ぎ続ける蔵を見学。

大分県日田市 : 豆田町商店街とその周辺(4)

「豆田の天守閣」から見渡す、商店街の町並み。 展望楼のみならず空中庭園を備えた華やかな意匠に目を凝らす。

大分県日田市 : 豆田町商店街とその周辺(3)

江戸時代から昭和初期にかけて増改築を重ねた結果、入り組んだ迷路のような間取りになった建物は「豆田の天守閣」とも呼ばれ、まちを象徴する佇まいで聳える。 往時の華やかな商家建築の美。

大分県日田市 : 豆田町商店街とその周辺(2)

江戸期の町割りがほぼそのまま残る陣屋町は、重伝建として申し分ない美しさ。 何度かの大火に見舞われつつも、熱心な保存運動によって保護される街並みを歩く。

大分県日田市 : 豆田町商店街とその周辺(1)

古来からの水郷である日田の中心地、豆田町。 幕府による九州支配の拠点として重きをなしたまちは、今なお重伝建として往時の町並みが大切に保存される。かつての天領の町人地区を歩く。

北九州市門司区 : 旧久野邸

門司港駅よりやや離れたところに、瀟洒な洋館付き住宅が建ち並ぶ地区がある。 観光地の風情とは異なる生活の息づく住宅街の家並みのなか、その建物はひときわ存在感を放つ。 「門司の三羽烏」と呼ばれたうちのひとり、その豪商の旧邸宅へ。

福岡県行橋市 : 行橋駅周辺の町並み(1)

京築地域の中心地として栄えた中津街道の町場は、北九州と筑豊、豊前を結ぶ交通の要衝でもある。 駅前商店街を歩き、かつての繁栄の面影を探した。

下関市 : 城下町長府の町並み(7)

丘の上から淋しげに海峡を見下ろす鯨と、工業港の傍らの小さな漁港。 海辺の城下町と、幻の洋館について。

下関市 : 城下町長府の町並み(6)

武家屋敷の並んだ地区から、いよいよ天守のあった関見台へ。 海峡を一望する天守台と、海に浮かぶ小さな伝説の島。

下関市 : 城下町長府の町並み(4)

城下町の商人地区、その商店街の中にある小さな市場。 地元住人の営みを支える長府の中心地区では、仲哀天皇の戦勝に因んだ天下の奇祭が今なお受け継がれる。

下関市 : 城下町長府の町並み(2)

紅く燃ゆる木々と、まだ染まりたくない緑が織りなすコントラストが茶色の練塀に映える。 その美しさは紡いてきた歴史が証明する。秋の城下町散策。

下関市 : 城下町長府の町並み(1)

山口県下では萩と並ぶ城下町、長府毛利藩のお膝元。 今なお歴史ある町割りが残され、下関観光の折には外せない人気スポットである長府地区。 練塀の町並みを歩く。

福岡県朝倉郡 : 東峰村とその周辺の町並み(2)

日本で一番小さな対等合併として、旧宝珠山村と旧小石原村の合併によって誕生した村。 小さな集落には豊かな山林資源だけでなく、素晴らしい建築物たちも聳えていた。

福岡県朝倉郡 : 東峰村とその周辺の町並み(1)

英彦山〜求菩提山と、古処山〜宝珠山をはじめとする山々に囲まれる東峰村。 豊かな山林と水源が広がる村は、重要な土木建築が数多く残る地でもある。 ヨーロッパの古城のような工作物を持つ魚道と、静かな山間の集落。

美祢市 : 集落巡り(5) 厚保

肥沃な土壌で昼夜の気温差が大きいため、栗の特産地として県内外から知られる厚保。 小さな集落に佇む旧郵便局舎の定点観測の記録と、知る人ぞ知る隠し湯を求めて。

下関市 : 長府 壇ノ浦とその周辺(2)

アジア情勢が緊迫していた明治期、関門海峡を隔てた下関・北九州に帝国陸軍によって「下関要塞」が設置された。 現在は多くの家族連れや夜景の撮影スポットとして賑わう公園に残る堡塁から、そのひんやりとした空気が醸す静謐さに思わず息を潜めてしまう。

下関市 : 長府 壇ノ浦とその周辺(1)

源氏と平家の最後の戦いの地、壇ノ浦。 武家社会の始まりを告げた平家の滅亡…。幼き安徳天皇が入水した合戦場を歩き、霊跡を巡る。

下関市 : 旧滝部小学校

長閑な農村の風景に映える、瀟洒な近代学校建築。 華麗な意匠が施されたライトブルーの鮮やかさに、西洋の香りを感じる風が吹き抜ける午後。

下関市 : 山陰地区の集落巡り 滝部・田耕

滝があったから滝部、田を鋤くから田耕(たすき)。 山あいにある農村地区に佇む、あまりにも瀟洒な旧小学校建築のディテールに、思わず心奪われる。

下関市 : 山陰地区の集落巡り 安岡・特牛

下関の日本海側、その大部分が海岸線近くに走る国道191号線「北浦街道」に沿って、山陰の小さな町を見ていく。 風光明媚な眺望の中にある、人々の暮らし。