おなかがよわいお坊さんはあわてない

おなかを壊しやすい僧職系男子、まち歩きのススメ。

近代建築・土木建築・遺跡・遺構

大分県津久見市 : 津久見駅前とその周辺(1)

良質な石灰岩地層により古くからセメント産業が栄え、それにちなんだ地名もつけられるほどの発展を遂げてきた津久見。昭和末期以降は人口の減少が続き、やや哀愁の漂う駅前は、セメントと同じ灰色の空がよく似合う。

大分県玖珠郡 : 豊後森駅周辺の町並み(1)

九州唯一の扇形機関庫は、「童話の里」玖珠町のシンボルのひとつ。 かつて駅を中心に発展した、豊後森の町並みを歩く。

下関市 : 唐戸周辺ゆる散歩

カメラと財布を失くし、傷心のなかにある友人とゆるり食べ歩き。 あてもなく、ただのんびりと。

北九州市門司区 : 門司港駅周辺ゆる散歩(3)

良き友と飲む酒はいつもより旨い。 すっかり上機嫌で歩く夜の門司港であったが、気分は一転、事件発生…

北九州市門司区 : 門司港駅周辺ゆる散歩(2)

気の置けない友人と再会(とほぼ初対面)した夏。 ともに歩き、よく見知ったまちを案内するつもりが、自分とは違う視点が新たな発見をもたらしてくれる。複数人で散策する醍醐味。

有楽町 〜 新橋駅周辺ゆる散歩

久方ぶりの東京遠征、最終日に訪れたのは学生時代を過ごしたまち。 近い未来に消えゆく名建築と、既に無くなってしまった名建築の跡地。 都会の移りゆく速度は、あの頃の感傷に浸ることも許してはくれない。

周南市 : 粭島 階段巡り(1)

周南市の南端、大島半島の更に端。 ふぐの延縄漁発祥の地である小さな三角形の島で、煉瓦塀に囲まれた路地を巡る。

下松市 : 下松駅前の町並み(2)

再開発によって綺麗に明るくなった駅前で、路地を一本中に入れば昭和の風情が香る。 夜はネオンが浮かび上がるエリアを、昼下がりに歩く。

下松市 : 下松駅前の町並み(1)

駅前の盛り場に残るバブルの香り…瀬戸内の工業地帯を支えた労働者たちの憩いの場は時代とともに廃れゆく。 夏の日差しに照らされたスナック街を歩く。

防府市 : 防府駅周辺ゆる散歩(3)

日本最初の天満宮のあるまち、防府。 至る所に飾られた紙垂が、道真公の御聖日ををまちぐるみで奉祝するムードを高める。 そしていつもの純喫茶へ。

防府市 : 防府駅周辺ゆる散歩(2)

居心地の良さに2日続けて訪れた純喫茶、火照った身体にパフェのアイスクリームが沁みる… 防府天満宮の周辺を巡る。

防府市 : 富海の町並み

かつて市が開かれ、半宿のまちとして賑わった漁村集落に残る往時の面影。 商人や維新志士からの信頼も篤かったという「瀬戸内の飛脚船」の問屋が軒を連ねた通りを訪ねた。

防府市 : 防府駅周辺ゆる散歩(1)

うだるような暑さにヤラれ、涼を求めて飛び込んだのは山頭火の句碑が立つ老舗の純喫茶。 「あさせみ すみ通る コーヒーをひとり」

防府市 : 防府駅周辺のドボクなモノ

かつて防長に高い技術を持った石工集団がいたことを伺わせる珍橋と、地域の暮らしを支える日本最大級の円筒分水工。 防府市の土木建造物散策。

萩市 : 明石 〜 飯井の町並み

狭隘な漁港集落は、世界「最短」の地名としてPRされる。 駅のホームから見下ろす日本海が印象的な、2つの自治体に跨る町並み。

萩市 : 玉江 〜 三見の町並み

維新のまちから海沿いに沿って西へ、かつての街道を訪ねて歩く。 山間の長閑な景色に映える、美しき石橋。

萩市 : 川島 旧湯川家屋敷とその周辺

流水式池泉庭園を備えた武家屋敷は、多くの維新志士たちを輩出したまちに存在する。 幕末期の日本を支えた武士たちの、水とともに生きる暮らし。

萩市 : 明木の町並み(2)

まち歩きの醍醐味は、風景や建物を通して「人々の暮らし」を見つめることであると考えている。ふらりと訪れた近代建築を眺めていると、地元の方に声を掛けられその歴史を解説していただいた。 小さな宿場町での邂逅。

萩市 : 明木の町並み(1)

萩往還をはじめとする旧街道の交通の要であったその地の名は、安芸の領主より賜ったとされる。 萩市中では珍しく赤い石州瓦が連なる町並みに、かつての宿場町の名残を探す。

大分県日田市 : 豆田町商店街とその周辺(5)

山紫水明の里、日田。 三隈川、花月川に挟まれた豆田のまちでひときわ目立つ煙突は、良質な水を活かした酒造りにこだわる酒造。300百年もの間、伝統を紡ぎ続ける蔵を見学。

大分県日田市 : 豆田町商店街とその周辺(4)

「豆田の天守閣」から見渡す、商店街の町並み。 展望楼のみならず空中庭園を備えた華やかな意匠に目を凝らす。

大分県日田市 : 豆田町商店街とその周辺(3)

江戸時代から昭和初期にかけて増改築を重ねた結果、入り組んだ迷路のような間取りになった建物は「豆田の天守閣」とも呼ばれ、まちを象徴する佇まいで聳える。 往時の華やかな商家建築の美。

大分県日田市 : 豆田町商店街とその周辺(2)

江戸期の町割りがほぼそのまま残る陣屋町は、重伝建として申し分ない美しさ。 何度かの大火に見舞われつつも、熱心な保存運動によって保護される街並みを歩く。

大分県日田市 : 豆田町商店街とその周辺(1)

古来からの水郷である日田の中心地、豆田町。 幕府による九州支配の拠点として重きをなしたまちは、今なお重伝建として往時の町並みが大切に保存される。かつての天領の町人地区を歩く。

北九州市門司区 : 旧久野邸

門司港駅よりやや離れたところに、瀟洒な洋館付き住宅が建ち並ぶ地区がある。 観光地の風情とは異なる生活の息づく住宅街の家並みのなか、その建物はひときわ存在感を放つ。 「門司の三羽烏」と呼ばれたうちのひとり、その豪商の旧邸宅へ。

福岡県行橋市 : 行橋駅周辺の町並み(1)

京築地域の中心地として栄えた中津街道の町場は、北九州と筑豊、豊前を結ぶ交通の要衝でもある。 駅前商店街を歩き、かつての繁栄の面影を探した。

下関市 : 城下町長府の町並み(7)

丘の上から淋しげに海峡を見下ろす鯨と、工業港の傍らの小さな漁港。 海辺の城下町と、幻の洋館について。

下関市 : 城下町長府の町並み(6)

武家屋敷の並んだ地区から、いよいよ天守のあった関見台へ。 海峡を一望する天守台と、海に浮かぶ小さな伝説の島。

下関市 : 城下町長府の町並み(4)

城下町の商人地区、その商店街の中にある小さな市場。 地元住人の営みを支える長府の中心地区では、仲哀天皇の戦勝に因んだ天下の奇祭が今なお受け継がれる。

下関市 : 城下町長府の町並み(2)

紅く燃ゆる木々と、まだ染まりたくない緑が織りなすコントラストが茶色の練塀に映える。 その美しさは紡いてきた歴史が証明する。秋の城下町散策。