おなかがよわいお坊さんはあわてない

おなかを壊しやすい僧職系男子、まち歩きのススメ。

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

北九州市門司区 : 清滝 階段巡り

日本有数の階段密集地である門司港エリア。海を望む旧料亭群と、海峡を行き交う船。 栄華を誇ったまちの小路を往けば、ノスタルジックな出会いに心ときめく。

北九州市門司区 : 清滝の町並み

明治後期から国際貿易港として栄えた門司港。 最盛期は50軒近くもの高級料亭が軒を連ね、それらをして「不夜城」とまで言わしめた。 清滝地区には、政治家や財界人も度々訪れた料亭や旅館などが多く見られたが、そのいくつかは現在でも残り、在りし日の隆盛を…

宇部市 : 渡辺翁記念会館(3)

宇部の発展のシンボル、普段は立ち入ることのできない屋上へ。近代建築の巨匠 ル・コルビュジエの影響を強く受けたと思われる、優美な曲線に酔いしれる。

宇部市 : 渡辺翁記念会館(2)

質の高い部材によって築き上げられたホールは、竣工から80年の歳月を経ても、その風格は衰えない。 宇部市を象徴する名建築のディテールに瞠目する。

宇部市 : 渡辺翁記念会館(1)

建築家 村野藤吾自身が「私の出世作」と語る渡辺翁記念会館。 宇部市発展の礎を築いた渡辺祐策の功績を称え建築された、今なお市のシンボルとして愛されるホールのデティールを探り、村野と宇部市との深い関わりを見ていく。

山口市 : 小郡下郷の町並み(2)

宿場町の高札場のあったあたりを歩いていると、見えてきたのは大きな"うだつ"。 誰か…うだつの上がらない俺を絞め殺してくれ…

山口市 : 小郡下郷の町並み(1)

石州街道の起点であり、山陽道とも交わる交通の要衝であった小郡。 かつては河港として賑わい、近世に入ってからは干拓によって栄えた。 町制が施行された後も豊かな税収により発展していたものの、山口市に吸収合併。しかし実質山口市の中心地といっても過…

山陽小野田市 : 瓶垣のある風景

セメントの町として知られる小野田。有帆川沿いの旦地区はかつて硫酸瓶の製造を中心とする窯業が盛んで、キズなどで売り物にならない硫酸瓶や焼酎瓶を積み上げて作った瓶垣が見られる。 窯業からセメントへ、移ろってきた産業の歴史の足あと。