おなかがよわいお坊さんはあわてない

おなかを壊しやすい僧職系男子、まち歩きのススメ。

街道筋・宿場町・在郷町・集落

大分県津久見市 : 津久見駅前とその周辺(1)

良質な石灰岩地層により古くからセメント産業が栄え、それにちなんだ地名もつけられるほどの発展を遂げてきた津久見。昭和末期以降は人口の減少が続き、やや哀愁の漂う駅前は、セメントと同じ灰色の空がよく似合う。

下関市 : 豊田町西市の町並み(3)

穏やかな午後の散歩、まるで実家のような居心地の温泉にて蕩けた後の一服。 夏にはたくさんのホタルの舞う清流沿いの喫茶店にて。

下関市 : 豊田町西市の町並み(2)

かつて存在した長門鉄道、その軌道に沿って歩く。 田園地帯に発達した市の名残を探した。

下関市 : 唐戸周辺ゆる散歩

カメラと財布を失くし、傷心のなかにある友人とゆるり食べ歩き。 あてもなく、ただのんびりと。

周南市 : 呼坂 〜 今市の町並みと呼鶴温泉

山陽道のその宿場町は、緩やかな坂道の中に形成された。 呼び声が近くに聞こえることから転じて地名となった集落の、優しい町並みを往く。

周南市 : 櫛ケ浜 〜 遠石の町並み

いわゆる「観光地」として整備されているわけではなく、人々の生活がある風景にこそ心動かされる。 工業地区や市街地の中にぽつりと残る古い町並みを訪ねた。

周南市 : 粭島 階段巡り(4)

瀬戸内に浮かぶ小さな島での階段巡り、狭い路地の設えさえも瀟洒であった。 風そよぐ高台から見下ろす、煌めく海面……あぁ夏。

周南市 : 粭島 階段巡り(3)

どこまでも続く煉瓦塀と石垣。 かつて栄えた小さな漁村集落の、美しき路地との出会い。

周南市 : 粭島 階段巡り(2)

ふらりと訪れた小さな島は、岬の重工業地帯とは対象的に長閑な漁村集落だった。 夏の日差しに焼かれる肌に、潮風が心地よい。

周南市 : 粭島 階段巡り(1)

周南市の南端、大島半島の更に端。 ふぐの延縄漁発祥の地である小さな三角形の島で、煉瓦塀に囲まれた路地を巡る。

下松市 : 下松駅前の町並み(2)

再開発によって綺麗に明るくなった駅前で、路地を一本中に入れば昭和の風情が香る。 夜はネオンが浮かび上がるエリアを、昼下がりに歩く。

防府市 : 防府駅周辺ゆる散歩(3)

日本最初の天満宮のあるまち、防府。 至る所に飾られた紙垂が、道真公の御聖日ををまちぐるみで奉祝するムードを高める。 そしていつもの純喫茶へ。

防府市 : 防府駅周辺ゆる散歩(2)

居心地の良さに2日続けて訪れた純喫茶、火照った身体にパフェのアイスクリームが沁みる… 防府天満宮の周辺を巡る。

防府市 : 富海の町並み

かつて市が開かれ、半宿のまちとして賑わった漁村集落に残る往時の面影。 商人や維新志士からの信頼も篤かったという「瀬戸内の飛脚船」の問屋が軒を連ねた通りを訪ねた。

山口市 : 秋穂 〜 鋳銭司の町並み

近代陸軍の父と呼ばれ、先見の明を持って明治維新を推し進めた傑物の出生の地。 「秋の穂の満ち渡る郷」の由来を持つ農漁村集落を歩く。

防府市 : 防府駅周辺ゆる散歩(1)

うだるような暑さにヤラれ、涼を求めて飛び込んだのは山頭火の句碑が立つ老舗の純喫茶。 「あさせみ すみ通る コーヒーをひとり」

島根県益田市 : 飯浦の町並み

石見国の最西端、日本海の荒波に揉まれた奇岩が聳える漁村集落。古い路地から空を見やれば、目に飛び込んできたのは戸袋に描かれたたくさんの鏝絵。 津和野藩の要港を歩く。

萩市 : 三見の町並み

藩政時代に市が開かれ、萩城下町から赤間関へ通ずる幹道沿いに発展した宿駅、その漁村部で流れる穏やかな時間と、日本海の荒波との対比。

萩市 : 玉江 〜 三見の町並み

維新のまちから海沿いに沿って西へ、かつての街道を訪ねて歩く。 山間の長閑な景色に映える、美しき石橋。

萩市 : 川島 旧湯川家屋敷とその周辺

流水式池泉庭園を備えた武家屋敷は、多くの維新志士たちを輩出したまちに存在する。 幕末期の日本を支えた武士たちの、水とともに生きる暮らし。

萩市 : 明木の町並み(2)

まち歩きの醍醐味は、風景や建物を通して「人々の暮らし」を見つめることであると考えている。ふらりと訪れた近代建築を眺めていると、地元の方に声を掛けられその歴史を解説していただいた。 小さな宿場町での邂逅。

萩市 : 明木の町並み(1)

萩往還をはじめとする旧街道の交通の要であったその地の名は、安芸の領主より賜ったとされる。 萩市中では珍しく赤い石州瓦が連なる町並みに、かつての宿場町の名残を探す。

大分県日田市 : 豆田町商店街とその周辺(5)

山紫水明の里、日田。 三隈川、花月川に挟まれた豆田のまちでひときわ目立つ煙突は、良質な水を活かした酒造りにこだわる酒造。300百年もの間、伝統を紡ぎ続ける蔵を見学。

大分県日田市 : 豆田町商店街とその周辺(4)

「豆田の天守閣」から見渡す、商店街の町並み。 展望楼のみならず空中庭園を備えた華やかな意匠に目を凝らす。

大分県日田市 : 豆田町商店街とその周辺(3)

江戸時代から昭和初期にかけて増改築を重ねた結果、入り組んだ迷路のような間取りになった建物は「豆田の天守閣」とも呼ばれ、まちを象徴する佇まいで聳える。 往時の華やかな商家建築の美。

大分県日田市 : 豆田町商店街とその周辺(2)

江戸期の町割りがほぼそのまま残る陣屋町は、重伝建として申し分ない美しさ。 何度かの大火に見舞われつつも、熱心な保存運動によって保護される街並みを歩く。

大分県日田市 : 豆田町商店街とその周辺(1)

古来からの水郷である日田の中心地、豆田町。 幕府による九州支配の拠点として重きをなしたまちは、今なお重伝建として往時の町並みが大切に保存される。かつての天領の町人地区を歩く。

下関市 : 山陰地区の集落巡り 矢玉 その4

日本海に面した小さな漁村集落散策。 ネコ、ネコ、ネコ!

下関市 : 山陰地区の集落巡り 矢玉 その3

山陰地区の集落巡り、ある晴れた日の漁村。 住人たちの生活の香りと、見知ったネコとの再会。

下関市 : 山陰地区の集落巡り 矢玉 その2

観光資源になるものがあるわけもなく、住人以外は釣り人が訪れるぐらいであろう集落だが、ぼくにはこの風景がとても魅力的に映るのだ。 住宅の密集する漁村地区の路地を歩く。