宮崎県第二の都市、都城市。
西都城駅前近くに、規模は小さいながらも多くの店が犇めく飲み屋街が形成されていた。
盛り場の喫茶店でブランチを食す。
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2022年夏、初めて(たぶん)宮崎県を訪れた。
もしかしたら小さいことに親に連れてこられたことがあるかも知れないが、少なくとも思い出せる記憶には残っていないから、おそらく初めてなのだろう。
そもそも東九州道が宮崎まで開通したのがここ数年でのことなので、車移動がメインのぼくからすれば、じっくり時間を取らないと訪れにくいという理由もあった。(自分の土地に遠ろを通したくない地権者に行政が代執行したニュースが話題になりましたね)
今回は都城で仕事(コンサート)がある妻の付き添い。ぼくはその間周辺を散策し、ついでに温泉旅館にでも泊まって帰りましょうよ、という計画である。
下関を出発したの23:00過ぎ。なんでこんな時間から出発なのかというと、その日関東から来られたフォロワーさんと夕方から下関駅周辺を散策し、飲んでいたのである(ぼくはノンアルコールです…😭)。
道中SAで休憩を摂りながら夜通し運転し、都城市街地に到着したのは午前4:00頃。
今から宿泊なんてできるわけ無いので、とりあえずラブホに入って仮眠する。
そして朝7時に起床。眠い…(でも妻は今から仕事なので大変ですね、って車の中でガンガン寝てましたね)。
というわけで散策開始。
とはいえ都城に対しては島原の乱ぐらいしか予備知識がないので、あてもなくプラプラする。
とりあえずお腹が空いたので、雰囲気の良さそうな喫茶店があるあたりへやってきたら、周辺が盛り場であった。これはしばらく徘徊してからご飯にすべきだな、うん。
明るい時間帯の盛り場は(も)楽しい。
やんちゃなお兄さんもいないし、静かである。
夜にはギラギラと輝くネオンが嘘のように大人しく、スナックのママがゴミ出しをしている姿を見れたりする、生活感のある時間帯。
牟田町というところあたりであろうか、街区としては大きくないが、かなりスナックなどが密集していて夜は活気がありそうだ。
朝陽に照らされる看板たち。
螺旋階段があると嬉しくなるね。
この手の当て字店名を見かけるとつい撮っちゃう。
うおぉぉ…カッコ良すぎでしょこの建物…
営業時間が凄い。完全に「夜の街」の商店だ。
嗜好品落ちてた。
このあたりで飲んだ後はここでラーメン終止で決まりだね。
夜のほうが明るくて、朝のほうが暗いのはソシアルビルあるある。
かわE。
これまた素敵なビル。ハトの絵も良いが「都"公"路」のフォントがニクイ。
このあたりは和風スナックと言うか、昔からのお店が連なる。
夏の陽光と夜のまち、このコントラストが好き。
いやはや、参りました。この「圭」、イカすな。
飲み屋街にネコチャンはつきもの。
ふとビルの隙間を覗いたら…
ん…
おるね。神々しささえ感じる。
さあ、そろそろ腹ごしらえしましょうか。
気になっていたのはコチラ、「喫茶25時」。なんとも文学的な店名だ…
食品サンプルのショーケースがピカピカ。嬉しくなるね。
お昼にはやや早い11時頃の入店であったが、常連らしき人たちが既に数組。
席に座ってメニューを眺める。
イタスパでも食べようかな、と思い店員さんを呼ぼうとすると、他のお客さんへ運ばれていく焼肉ランチが目に止まった。
気分は"肉"へ完全に切り替わった。よし、あれだ…!
美味い!甘辛いタレでご飯がススム〜!
味噌汁もいい出汁出てる。これは正解だったな。
落ち着いた雰囲気の店内に漂う美味しそうな香り。
これはいつかまた訪れて他のメニューも食べてみたい…!
タバコが吸えるのもありがたいね。
良い店であった。また来よう…!
引き続き飲み屋街を歩く。
ダイヤモンド…!
ダイヤモンドの輝きとは程遠いが、ぼくにはキラキラと輝いて見える一角。
情(なさけ)。
蔦の絡まり具合といい、原色だけの色使いといい、最高かよ…
いま拡大して気付いたけど、「PUB&JAZZ イエスタデイ」のフォント、素敵すぎじゃない…?寄って撮ればよかった。
トタンのファサードの錆び具合がいい味出してる。
目を引くのは「霧島」のサイン。そういえば霧島酒造って都城にあるんだっけ。
夜の姿も見てみたい…
さて、今回はここまで。
それでは。
つづき
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