おなかがよわいお坊さんはあわてない

おなかを壊しやすい僧職系男子、まち歩きのススメ。

大分県津久見市 : 津久見駅前とその周辺(3)

駅から少し離れたエリア、長屋や社宅が建ち並ぶ地区は、戦前からの基幹産業の名を冠した町名が付けられていた。

周辺にはかつて労働者たちの憩いの場が広がる。工業地区のまち歩き。

前回の記事

 

駅から少し離れたところへ。

このあたりは少し赤線というかカフェー街っぽい雰囲気があるな。

 

 

建物の隙間キニナルー。

 

 

「愛」があるね。

 

 

っていうかいま気付いたけど、やっぱカフェーの鑑札付いてますね…

もっとしっかり見ときゃよかった…。

 

 

二階は店舗にしては味気ない外観だが、住居部分だったのかな?

でも看板出てるしな…

 

 

たそがれ。

 

 

「バァード」もいいわね。

 

 

扇情的な一角であった。

 

 

道幅は段々と狭くなってゆく。

 

 

家屋は比較的新しいものだが、塀に歴史を感じる。

 

 

いつの間にかセメント町のあたりまで来ていたようだ。

我が県にも同名の地区があるが、全国でここと2つだけらしい。

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灰色の空に良く似合う町名。

 

 

自転車のある風景から、生活の息遣いが聞こえる気がした。

 

 

このあたりの家屋の地盤面は少し低いのか、川に掛けられた橋を渡るために少し登らなければならないところが多かった。

この橋は両サイドに階段付き。

 

 

橋の上からセメント工場群を見やる。

 

 

このあたりには長屋風の建物が多く見られる。

こちらは戸袋のコカ・コーラの看板。商店だったのかな。

 

 

今立っている道路の部分だけ盛ったのか、それとももともとこういう地形だったのか。

 

おや…。

 

 

もう一本先の通りには銭湯跡らしきものがあった。

 

 

「昭和温泉」とある。

そういや"おんせん県おおいた"とは言うものの、臼杵以南、津久見や佐伯ではあまり温泉郷の名前聞かないなぁ。なんとなくこちらも"温泉"の名を冠してはいるがおそらく違うと思われる。

 

 

閉業されてからしばらく経っているようだ。

 

 

裏側へ回ってみると、なんと洋館付きであった。

 

 

窓の装飾も凝っている。

 

 

なかなかに大型の建築である。

 

 

錆びついたアパートの階段。さすがに昇降すると踏み抜いてしまいそうだが、朽ちゆく美しさがある。

 

 

鮮やかな色がどこにも見えない風景が続く。

 

さて、今回はここまで。

それでは。

つづき