おなかがよわいお坊さんはあわてない

おなかを壊しやすい僧職系男子、まち歩きのススメ。

熊毛郡上関町 : 室津の町並み(2)

西廻り航路の寄港地であったまちで、複雑に入り組む小路を往く。

わずかに残る往時の隆盛の面影。

前回の記事

さて、前回に引き続き室津の町並みを散策。

このあたりには商店が並んでいたような形跡が見られる。

突き当りに「たばこ」の文字が見える。

 

室津地区集会所。

 

もう取れちゃいそう…

 

緑のある生活。

 

丁字路に酒屋。

 

ドアが開いてる…

 

このあたりがかつての本通りだったと思われる、

 

奥にお寺の石段が見える。

 

たくさんの水槽。

 

空気が昭和あたりで止まっている。

 

鍵曲になっていた。奥の建物はよく見ると3階建てっぽい。

 

表の通りの方まで出てくると、何やら素敵な擬洋風建築。

 

雁行する形状、窓の配置も洒落ていて良い。

 

元は理容院か何かだろうか?電柱横に船継ぎ石が見られることから、この建物より南は埋め立てられており、かつて海だったということがわかる。

 

おそらくこのあたりに貸座敷が並んでいたと思われる、

あ、花札ある…。

 

あ!ネコチャン!

 

こんにちは(^^)

 

かわE。

 

ニコニコ亭!昭和11年の市街図には既に名前があったはず!貸座敷の名前に並んでインパクト強い店名だったので覚えてる。ということは結構老舗ですな。今は仕出し弁当屋さんらしい。

 

再び細い路地へ分け入っていく。

 

そそられるトタンの錆。

 

接道が狭い地区で見られる便槽(多分)の取り付けである。

それよりも暗渠の上に家が建っていることに目が行く。

 

不揃いが故に美しい。

 

暗渠の上に張り出す。

 

やはり漁港独特の雰囲気もある。

 

 

さて、今回はここまで。

それでは。