杖立温泉の路地・階段巡り。
未だ残る災害の傷跡。しかし弘法大師が「湯に入りて 病なおれば すがりてし 杖立ておいて 帰る諸人」と詠んだ霊泉の効能は、人だけに留まらず、まちをも復興へ向かわせる。
前回の記事
背戸屋巡りにばかり夢中になっているが、メインは温泉巡りだったハズ…
次のお風呂はどこにしようかな〜と歩いていると…
「薬師湯」。杖立の共同温泉のひとつ。今回はここが一番の目当てだったのだが…
残念ながらコロナ禍で地元住民以外の入浴はお断りであった。世知辛いのぅ…
川向には取り壊された旅館跡。階段だけが虚しく残るが、退廃的なその佇まいに光指す様子を見て美しいとさえ感じる。
まちのあちこちに、この様な照明が点在する。夜はさぞ幻想的な風景だろう。
電球もさまざま。
うねうね。
トンネルになった路地も。
ジメジメ。
災害時も中央の沈下橋は流されなかったようだ。
今は歩いて渡れそうな穏やかな流れであるが、昨年の夏は豹変したのである。
川を挟んで形成される温泉郷の両端には反り立つ崖。
深い渓谷に沿って建つ家々の裏手は山へ続く階段。
昭和の時代にはかなり賑わっていたそうであるから、こんなネーミングの店も。
ハートが可愛いね。
川にせり出した立地。
店の裏では急な階d何になっており、川へ降りることができる。
先程の沈下橋を渡るライダー。
雑然とした感じに誘われる。
縦横に走る配管。
数歩歩けば、さっきまでのスチームパンクな風景からこんな景色へコロコロと変わって面白い。
またもトンネル状の民家をすり抜ける。
このあたりもまた夜に歩くと雰囲気がありそうだ。
"映え"そうなオシャレな店もあるが、この日は営業していない様であった。
こんな細い路地だって進む。
朱色の外階段が溶け込む風景。
生活感を演出するプランター達。
ネコチャン!
なまこ壁の蔵。
なんとなく優しい雰囲気の通り。
この階段を登った先に、「御前湯」という共同湯が。
残念ながらこちらも疫病の影響で休業中…😭
さて、今回はここまで。
それでは。
つづき