おなかがよわいお坊さんはあわてない

おなかを壊しやすい僧職系男子、まち歩きのススメ。

へんなこまいぬ (5)

名の知れていない小さな社にも信仰は宿る。

観光要素の無い小さな郷社などが丁寧に管理されているのを見ると、日本人で良かったと思わずにはいられない。

前回の記事

 

2023年夏、大分県某所。住宅地の奥に佇む宮は、社叢の中といえど差し込む夕方の陽光によってじっとりと汗ばむ程度には暑い。

 

創建はなかなかに古いようであるが、設えられた石段は当時のものだろうか?

鳥居は比較的新しく(平成21年建立とある)、奥に見える拝殿もそう古くはなさそうだ。

 

 

拝殿天井には近年書かれたと見られる天井画。

 

 

拝殿の裏には末社である小さなお社。

その社を護る小さな狛犬ちゃん。

 

 

精悍な顔つきだが、尻尾を見ると「はじめ狛犬」っぽいんだよなぁ。

 

 

続いては福岡県内某所。

早朝、初秋の境内はほんのり涼しい。

 

 

早速お出迎えてくれた狛犬ちゃん。

江戸時代に関東で流行ったタイプっぽいな。

 

 

阿形ちゃんを見ると…あら!

 

 

立派なタマタマが…🟡

 

 

正面。

 

 

そして本殿脇の水神社には、はじめ狛犬ちゃん!

 

 

どちらも前足を失って前傾姿勢気味ですが、しっかりと社を護ってくれています。

 

尻尾のデザインも可愛らしい。

 

 

次は再び大分県

少し小高い境内。

 

 

良い石段だ。

 

 

おかっぱ頭の狛犬ちゃん!

 

 

なかなか個性的なお顔をしてらっしゃる。

 

 

社殿に並んで置かれた祠の扉、手をかける部分のデザインが素敵!

 

 

続いても大分県。先程の神社からそう遠くはないところ。

googleマップ等には登録されていない神社なので、探すのに少し手間取ってしまった。

 

 

ご覧の通り小規模な本殿に対し、拝殿はかなり大きい。

舞などを奉納する祭祀等があるのだろうか?

 

 

本殿脇の回廊に、いました。

 

可愛らしいはじめタイプの狛犬ちゃん。

 

 

仲良く鎮座しています。

 

 

反対側には阿形ちゃん。

さらにその後ろに…

 

 

こちらは風化が激しく、胴部分がポッキリ折れちゃっています。

 

 

境内には他にも石仏や石碑、祠に石灯籠(?)のようなものがいくつか。

 

 

これは狛犬じゃないよねぇ…?

 

 

さて、今回はここまで。

それでは。