至る所に飾られた紙垂が、道真公の御聖日ををまちぐるみで奉祝するムードを高める。
そしていつもの純喫茶へ。
前回の記事
今回は珍しくつい先日のことを書いてみる。ついつい写真のストックが溜まりすぎていつも1年以上前のこと書いてるから、たまにこうやってリアルタイム(に近い)の記事を書かないとだんだん記憶が薄れちゃうのよね…。
さて、また防府散策である。仕事で訪れたのだが、午前中にはバラシになったのでちょこっと歩いてみることにした。(実際には仕事終わってから周南市で映画見たりしてて、17時頃に防府に戻ってきてからのウロウロであるのだが)
車を走らせていると洋館付き住宅のニオイがしたので立ち寄ってみる。
わお、こりゃ素晴らしい。
手入れが行き届いて保存状態もよい。
美しいね…
防府天満宮の門前町である「天神商店街」にて、ギャンブレル屋根っぽい意匠を持つタテモノを発見。結構この道通ってるのに今まで気付かなかったな…
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レリーフがあったであろう跡と袖壁、窓上部の三角の意匠。
眼力があってかわEな。
現在はカフェと雑貨店(?)が入っているようだ。
軒先には縄が張られ紙垂が飾られる。これは陰暦6月25日(陽暦だと8月5日)にお生まれになった菅原道真公をお祝いする御誕辰祭(ごたんしんさい)にちなんだもので、8月初旬のこの時期、天満宮周辺の民家や商店をはじめとするほぼ全ての建物に見られる。
このあたりには新旧の建物とが入り混じっているのは前回も述べたところだが、無住になってしまっている古い家屋はいくつかが朽ちそうになっているものも見られた。
風にたなびく紙垂から、まちを上げて道真公の生誕をお祝いしようという気持ちが伝わってくる。御誕辰祭は8月3日〜5日までの3日間行われ、天満宮の境内では様々な催しや花火大会が行われ大いに賑わう。
道路に面した和室が印象的だった家屋。
火灯窓を見ようと近づいてみると…
蝙蝠の意匠が施されていた。
その後も歩いていると…
伯爵と書かれたビル。いいフォントだな。
どうやらブティックのようだ。
トタンの色合いと木製の引き戸が優しい。
煉瓦塀のお屋敷にも少し洋風意匠の気配!
母屋だと思われる部分と外壁の色が同じため和風建築の装いだが、上げ下げ窓の雰囲気や屋根形状は擬洋風のそれである。
破風板の端の意匠がニクい。
っていうか後から調べてみたらこのお宅は主屋から納屋から塀から使用人の部屋まで県登文でした。道理で。
駐輪場にも紙垂。
あ…角のおでん屋さん無くなってる…
以前はこんな感じだった(数年前に撮影)。
こっちはまだやってんのかな。サッシ塗り替えた?
「プティ」のフォントの良さ。
そういやお昼食べてないなーお腹すいたなー、と思って、ずっと行ってみたかった大衆食堂へ訪れるも、ちょうど閉店するところであった…
というわけでココ。うん、「また」なんだ。
でも、この句碑を見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい(このネタ最近の若い人はわかるのか…?)
しばらくぶりに訪れたのだが、めちゃくちゃ素敵なポスターが掛かってた。
これ欲しいな。
いつもの席で。
なんか以前より照明が明るい気がする。夕方だからかな。
注文したのはバナナサンデー。
本当に美しいね…
これもう宝石じゃん。
食べるのが惜しいよぅ。このままガラスショーケースに入れて美術館に飾りたい。
エトワル…「星」か。なるほどね。
理解した気がした。
店名はフランス語なのにウィーンなのか…
さて、もうちょっとだけ歩きましょうかね。
キラッキラのタイルがむちゃくちゃカッコEビル。
前回訪れたときにシャッター部の工事をしていた「テーラー伊藤」。
改修が完了したようだが、今も営業中なのかな?
本陣跡は国指定史跡だそうだが…うーん…もうちょっとどうにかならないものか。
モダンなタテモノはお蕎麦屋さん。
さて、日も暮れてきたし帰りましょうかね。
方風天満宮の春風楼のう背後に聳える天神山に一拝し、帰路につく。
さて、今回はここまで。
それでは。