夕暮れ時、開店の支度を終え、軒下に暖簾を掲げる店主。看板の電飾が灯された店の前を通ると、食欲をそそる香り。既に出来上がってる常連の声も聞こえてくる。
今夜はどこで何を食べようか。どこで飲もうか。
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これまで歩いてきた通りも、まちが黄昏る頃にはまた違った顔を見せてくれる。
さっきまで疲れ切っていたであろうサラリーマンが、急に活気づくこの時間帯が大好きだ。
そういや「朋友」では肉まんを買って帰るばかりで、店内で食べたこと一度もないや。
近いうち行ってこよ。
スナックもぼちぼち開き始める。
栄小路はこの時間帯がいい。昭和の風情ここに極まれり。
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栄町銀天街まで歩けば、こんな風景を見ることができる。
件のダンジョンの中は、電灯の灯る夕方以降のほうが明るいぐらいだ。
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通りを抜ければ、例のおっちゃんの人形も見える。
こういった場所で飲むのをためらわない程度には大人になってしまった…(この日は飲んでないですが)
飲んだあとはラーメンではなくカレーで〆る。たまにはそんな夜があってもいいじゃないか。
この時間帯になると、化石のような室外機ももはや違和感がない、というか次第に暗闇に溶けて見えなくなってゆく。
やはり昼の顔とは随分違った表情を魅せてくれる。
さあ、深淵を覗こうか。
やはりここも日中より明るく感じる。
「ひな」の男気全面タイル張りに、照明が反射してツヤが出る。
「館」は夜になるとぐっと雰囲気が出る。
さて、今回は短いがここまで。またコロナ禍が去って、まちが活気を取り戻したら、改めて訪れたい。
それでは。
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