おなかがよわいお坊さんはあわてない

おなかを壊しやすい僧職系男子、まち歩きのススメ。

下関市 : 銭湯巡り (1)

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まちを徘徊したり階段巡りをしたあとには、広いお風呂で汗を流すに限る。

もちろん入浴そのものや観光を目的に温泉地に行くのもいい、何もすることがない日に朝からサウナやスーパー銭湯でダラダラしたあとに一杯やるのも最高だ。

枯れた趣味だって?なんとでも言え。

ぼくはお風呂が大好きである。

公衆浴場といっても様々な営業形態がある。詳しい定義はよくわからないが、ぼくはいわゆる「銭湯」というものに長らく縁がなく、つい最近まで入ったことがなかった。

 

車に温泉セットを常に積んでいるので、出かけた先に温泉やスーパー銭湯を見つけるとふらりと入ることはしばしばあるのだが、いわゆる"まちの銭湯"は駐車場が無いことも多いし…

 

しかしぼくは汗っかきなため、階段巡りなんかをした日にゃあドロドロ、わざわざ車で移動するのもめんどくさい…と思ってたところに、近くに銭湯があったのを思い出した。貸しタオルもあるようなので飛び込んでみる。

 

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上新地町 : 千歳湯

 

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当ブログでも「例のカーブ」として、何度もこの銭湯に面した美しい路地を紹介してきた。

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ここはもともと10年ほど前、新地遊郭跡を散策していた頃に知ったのだが、最近(といっても半年ぐらい前だが)になって、階段巡りの最中にも何回も前を通っている。

 

左側、男湯の暖簾をくぐって、いざ、中へ。

 

※すべての写真は撮影許可・掲載許可を頂いたうえ、他にお客さんがいないときに撮らせていただいてます。

カメラを持ち込むのアレなので、ケータイ画質ですがご容赦下さい。

 

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おお…はじめて来たのに懐かしい雰囲気がする。

 

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竹籠に年季の入ったマッサージ機。いいなぁ。

 

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ドライヤーも小銭で使うのね、なるほど。

 

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ロッカーの上には常連さんたちのお風呂セット。

 


服を脱いて浴室へ。

 

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床の豆タイルが可愛い。手前の大きな浴槽はジェットバスもある。お湯は結構熱め。

 

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奥は水風呂と薬湯。

 

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これは…なんと素敵な…!

 

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外はすっかり暗くなってしまったため、天窓からの明かりは入ってこない。

 

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湯上がりはコレ!コーヒー牛乳とかフルーツ牛乳もすき。

コーラとかじゃだめなんだよなぁ。

 

脱衣所のベンチに腰掛け体を涼ませながら、ご主人と談笑。市内の銭湯事情も聞かせていただき、今後の参考に。気がつけば2時間近く滞在してた。

 

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外は真っ暗。緩やかに弧を描く路地に、優しいあかり。

じんわりと火照った体に、まだ肌寒い初春の夜風が心地よい。そよぐ風を受けて暖簾がたなびく。

 
初めての銭湯がここで良かった、と思えるようなひととき。また来よう。

 

ついでに裏手の階段も載せときます。ぜひ上記過去記事内の日中の様子と見比べてみて下さい。

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お次は下関駅からほど近いこちら。

 

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竹崎町 : 霧島湯

 

コリアンタウンとしても有名なグリーンモールの中にある。

焼き肉の前にひとっ風呂…いいですねぇ。

 

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ビルに入ったらまっすぐ進んで突き当りを左へ。

 

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 ここが入り口。

 

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開店してすぐ。一番風呂だぜ!

 

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番台にはお姉さんとワンちゃんがいました。

 

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メインの浴槽のほか、薬湯と水風呂。薬湯はちょっと狭いね。

 

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差し込む陽光が最高に気持ち良い、ゴキゲンな昼下がり。

 

もう1つ紹介。

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大和町 : 日乃出温泉

 

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市街地で唯一の天然温泉の銭湯。

 

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開店と同時に多くのお客さんで賑わう人気の銭湯で、この日もひっきりなしのお客さんで内部の撮影できず。

 

比較的近代的な設備にリニューアルされており、サウナも楽しめる。

 

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駐車場もいつもいっぱいで、路上に車がずらりと並ぶ。

道路の向かい側もたくさんの車。

 

さて、今回はここまで。

次回も下関の銭湯をいくつか紹介したい。

 つづき

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それでは。