居心地の良さに2日続けて訪れた純喫茶、火照った身体にパフェのアイスクリームが沁みる…
防府天満宮の周辺を巡る。
前回の記事
富海の散策を終え、このあとはすぐ近くの夜市(やじ)・戸田(へた)の集落を巡ったのだが、このときのことは以前少し記事にしたことがある。
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戸田の集落を発った時点でまだ正午前…特に予定も決めてないのでとりあえずまた防府駅周辺をうろうろすることにしよう。
まずは防府天満宮にお参りに。
もちろん境内に見どころはいっぱいあるんだけど、当ブログに求められているのはたぶんそういうことじゃないと思うので割愛する。
ででん!っと角地にそびえるビルディングは「天満屋」。
防府天満宮の参道入口向かいにある土産物屋だ。
近年こういうゴテゴテした昭和感のある土産物屋ビル(褒めてます)も減ってきているようだ…。上部窓のベランダ風の意匠が良い。
昭和天皇・皇后両陛下もお土産をお買いになられたという看板の横に、ペイペイとd払いアプリが使えるという幟…じわじわくるね。
天。
学業の神様をお祭りしているだけあって、合格だるま売ってるみたい。
山陽道と萩往還の交差する天満宮の門前町には本陣が置かれ、宿場町として栄え市が開かれた。
これは本陣跡の向かいにある「テーラー伊藤」。
昭和初期の建築らしいが、詳細はよくわからない。今も営業してるのかな…?
この周辺は市の中心部で、本陣のほか宿・商店・酒造などが並び大いに賑わい、ぼくが小さい頃もまだ「古い町並み」といった風情が残っていたように思ったが、15年ほど前あたりからだろうか、かなり急ピッチで建物がどんどん変わっていったような記憶がある。
まぁ天満宮を中心として観光スポット化したい行政の思惑も伝わってくるし、それ自体はもちろん悪いことではないと思うのだが、いかんせん残された旧商家建築や寺社と新しい家屋、そこに加え古い建物を模したヘンテコなデザインの新しい公共施設などが相まってちぐはぐな印象が拭えない。なんというか一環的なコンセプトがないというか…
そのうえ天満宮の前の道路は車の往来がかなり激しい割に道幅が狭く、電柱があるところは離合できないのでちょこちょこ渋滞が発生するような感じなのに、舗装だけはすごく綺麗。
観光案内所・土産物屋を兼ねたショボいまちの駅を公金使って建てるぐらいなら、こういうところをなんとかしなさいよ、というのが正直なキモチ…
ああ、いけない愚痴っぽくなってしまった。
いい感じにツタに覆われた看板見てたらお腹すいてきたな。
というわけでお昼にしましょう。やってきたのはちょっと細い路地に入っったところにある「噢快餐(オコイサン)」という町中華。名店である。
入り口はこちら。
肝心の料理の写真は…撮るの忘れてしましましたわね(´・_・`)
イカ団子おいしかったれす。
再び散策。タージ・マハルみたいな装テンの美容室。
いい感じのトマソン見っけ。
2層になった影タイプに高所塗り壁 ✕ 2。
民家の間になにかの「入口」の案内。
何だろうと思いつつ進んでいくと車庫の中に目が行き…
偶にいるよね、ガレージにたくさんの時計貼り付けてる人。
家具屋さんの入り口であった。ここからだと大型家具は通れませんね。
うーん、しばらく歩いたけれどもなぜか気分が乗らない。
暑いからかなぁ…
ちょっと涼みにいきましょうかね。
というわけでまたやってきました、エトワル。
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この庇のアール…いつ見てもキマってるね。
今回はファサード前面に配置された窓を正面に望む位置に座る。
シンプルな表紙のメニュー。
美しいドレープ。
向かいの青果店の装テンが見える。「ツ」のチェリーがかわEね。
この日はブルーベリーパフェとホットコーヒーを注文。
パフェグラスの下に敷いてあるナプキンもエレガントだった。
今度1枚貰えないか聞いてみよ。
食べ終わったあとしばらく読書をしていると、妻から電話が。
用事があるからはよ帰ってこいってさ。えぇ…?
しゃーない、まだ日は高いけど帰りますか…
さて、今回はここまで。
それでは。
つづき