おなかがよわいお坊さんはあわてない

おなかを壊しやすい僧職系男子、まち歩きのススメ。

長門市 : 俵山温泉(4)

再び温泉街に戻り、ワンコの温泉デビュー。

ペット湯で心地よさそうにする愛犬、こっちは汗だくだ…

前回の記事

 

 

さて、そろそろペット湯の予約の時間が近付いてきたので温泉街方面へ。

道中、青いガードレールを発見。

 

山口県のガードレールといえば黄色(県の特産ある夏みかんの色)のイメージが強いが、長門市内の一部地区には青海島をイメージした青色のガードレールがある。

と言っても夜は視認性が悪いため事故が増えたようで、殆どが随分前に撤去されてしまったようであるが…今も少しだけ残っている。

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黄色いのはこれ。

 

ちなみに萩市では城下町の景観に配慮してか、茶色いガードレールもある。

 

閑話休題

もう少し時間があったので寄り道。

俵山温泉近くで本と雑貨を扱う「ロバの本屋」さん。

 

ワンちゃんがお出迎え。

 

ぼくは飼い犬を抱っこしていたので店には入らず、妻が入店したのだが、ドリンク等も提供しているようだ。

犬は良いよなぁ…

 

もう一箇所寄り道。

知る人ぞ知る(っていうかけっこう有名だが)珍スポット、麻羅観音。チンだけにね。

 

チンの写真載せてもしょうがないので割愛するが、実は単なる金精信仰というだけでなく、悲しい歴史のある神社なのだ。

俵山と結びつきの深い戦国大名大内氏滅亡のとき、当主であった大内氏義隆の子の義尊(当時7歳)が女装して隠れたが追手に捉えられ、殺されてしまった。その際に男児の証拠として男根を切り取られ持ち帰られてしまったそうな…

これを哀れんだ住人たちは、観音堂を建て供養し、その後男根の張型を奉納するようになったとされる。うぅ…😭

 

しかし何が(ナニが)日本一なんでしょうかね。本数?大きさ?

 

さて戻ってきました俵山温泉。

ペット湯の受付は「白猿の湯」1階にある土産物屋にて。

 

ちなみに足湯と呑み湯もあるが、こちらは確か以前書いた「町の湯」の貸切でしか入れない源泉"正の湯泉"を単独利用しているとか…成分表しっかり見てなかったな。

 

余談だが、「白猿の湯」内のレストラン(現在は閉業)からは「涼風荘」という建物を眺めることができる。(写真撮ってない…)これはかつて旅館だったそうだが、現在はイベント時やガイド付き案内の際に公開される資料展示室の様になっている。なんでも岸信介氏の定宿であったらしい。かつて萩藩主の毛利吉就が「涼風亭」というお茶屋をこの地に設けたことにちなんでいる。

ちなみに閉店したレストランの名前も「涼風亭」でした。

 

受付を済ませペット用脱衣所へ。

ちなみに入浴料は2,000円/1h(小〜中型犬)。ワイらの入浴料より高いやないか。

 

愛犬、温泉デビュー。というかここも"正の湯泉"の単独利用なのか?羨ましい…

 

気持ちよさそうね。

 

ぼくより高いシャンプー使ってる…

 

濡れたら小さくなった。

 

気持ちよかったですかそうですか。

 

ペット用ドライヤーも完備。

 

さて、お着替えもしたしまた散歩しましょうか。

こっちは汗だくになりましたとさ。

 

失った水分をレスカで補給。ソフトクリームも乗せちゃう。

さ、このままではペットブロガーになってしまうのでこの辺で。

 

サッシは新しいものに付け替えられているが、木製の手摺がそのまま残る宿。

 

ここの俵山に訪れるたびに見に来てしまう路地。

階段降りてすぐ登る。

 

反対側から。

 

バスが去っていった。公共交通機関でアクセスしようとするならバス一択であるが故、なかなか遠方からは訪れにくい場所であると思う。

しかしその不便さを補って余りある魅力のある温泉街であるので、ぜひ一度訪れてみて欲しい。

 

最後に温泉街の端にある熊野神社にお参りして帰ろうと訪れると、顔が四角い狛犬ちゃんがいた。

 

はじめ顔部分が折れちゃったのかとも思ったが、どうやらもともとこのシルエットのようだ。

 

吽形も同様。マインクラ◯トみたい。

 

顔が見えない…

 

そういや駐車場の周辺で、よくわからん体操の図を複数見つけたんですが、これは何なんでしょね?

 

さて、今回はここまで。

それでは。