おなかがよわいお坊さんはあわてない

おなかを壊しやすい僧職系男子、まち歩きのススメ。

下関市 : 長府の町並みと階段(2)

長府地区の階段巡り、車で素通りするだけでは気付かない、美しい石段たち。

前回の記事

 

海沿いに伸びる国道9号線は、車が割とビュンビュンと飛ばす道路で、かつ車を止める場所も(ほぼ)無いため気づきにくいが、山側には素敵な階段が並んでいる。まあ海沿い走っててわざわざ山側見るなんてあまりないと思うが、運転席以外座っている方にはぜひ注目してほしい。

 

道路の山側は狭いので歩くのは危険。ということで道路を挟んで海沿いの歩道を歩きます。

 

ん?あれは何じゃ?

 

平家の一杯水」…

ほぇー知らんかった。

地元といえどまだまだ知らないところがたくさんありますねぇ。

 

カーポートから家までのアクセスがなかなか強引で好き。

 

立派な石垣が築かれた個人宅には、蔵を改築したような建物が。

 

重厚な設え。

 

建物をくぐる階段。

 

門柱が設えられた階段。美しい…これは登らざるを得ない。

 

しかし、個人宅へのアクセスのみに限定されている訳でもないのになぜ門柱が?

入ってすぐ左のお宅は市内の有名企業の社長宅であった。

 

不揃いな階段たち。

 

ルート決めに迷う時間も楽しい。

 

けっこう急な角度…あの桜目指して頑張って登ろ。

 

家々の合間から、関門海峡を渡る潮風が吹いてきて、汗ばんだ肌に優しい。

 

このブロックの積み方…ちょっと怖いわね。

 

横から見るとこんなですもの。

 

どこにいても海が見える。

 

煉瓦の小路。

 

さて、前田の階段も大方歩くことができたので、次はみもすそ川のあたり。

関門海峡の真下。

 

ちょうどこの記事を書いているあたりで、今放映中の大河ドラマの舞台がこの場所でした。(上記写真と別日に撮影したため曇り模様です💦)源平合戦最後の地、壇ノ浦や、

瀬戸内、日本海が一望できる火の山があります。早速登りましょう。

 

高く積まれた石垣の合間を縫うように階段が。

このあたりも瀟洒な豪邸がちらほら。デザイナーズ住宅もあるよ。

 

雨露に濡れた階段の艶めかしさ。

 

どの階段も美しい。

 

トルコチューリップの時期には多くの人出で賑わう火の山だが、ぜひこちらも併せて歩いてみてはいかがだろうか。

 

 

さて、今回はここまで。

それでは。