一遍上人が開き、別府八湯の一つに数えられる鉄輪温泉は、地獄めぐりの中心地としてもよく知られる。
坂道のあちこちから湧き上がる湯けむりを浴びながら、愛犬と散歩。
関連記事
“おんせん県おおいた”の中でもひときわ大きく、日本最大の湧出量を誇る別府温泉郷。
午前中に仕事を済ませ、久々に妻と予定があったので、愛犬を連れて訪れてみた。
この日、実は別府のドッグランで遊ぶつもりで訪れたのだが、(ワンコの)予防接種証明書が持ってきてないと入場できないのを知らなくて、さっそく予定変更を強いられる羽目に…せっかくなので温泉街を散歩。
別府、とくに鉄輪には、高速を走れば下関からさほど遠くもないので、小さな頃から何度も訪れているのだが、徘徊趣味を始めてからは初の来訪になる。
愛犬は(このとき)2歳。ヨーキーの成犬にしては少し小さい体。いつもベロが出てる。
坂道に形成された温泉郷なので、階段もちょこちょこある。まぁ犬連れなので今回は階段巡りはしないけど。
手摺がなみなみ〜。
ここは目抜き通りのいでゆ坂。ちなみに今回の散策では、(犬連れなので当たり前だが)全く入浴してないです…。
とりあえず腹ごしらえしようか…と訪れたのはここ。鉄輪に来たことある人にはおなじみでしょう。
店内でお肉や野菜なんかを注文して、窯の中に入れて数分待つと、美味しい地獄蒸しの出来上がりってワケ。
まだかしら…
まだかな…
完成!お肉と野菜、ちまきに豚まん!
興味津々。
がっつく。
……このままでは犬バカブログになってしまうのでここらへんにして、散策していきましょう。
いでゆ坂を下ってゆく。
これは9つある共同浴場の一つ、上人湯。
その名の通り一遍上人がこの地を開いたことに由来する。
もう少し下ると、お寺の敷地内に旅館が。
ちなみにお寺の山号は“温泉山”。もちろん一遍上人が開いた時宗の寺院である。
ちなみにここの旅館内の喫茶はプリンが有名ですよ。
こちらは渋の湯組合温泉。
ここではお釈迦様に甘茶…ではなく一遍上人に温泉を掛けましょう。
体の悪いところに掛けると治ると言われています。
そしてこの温泉郷のアイコンとも言える鉄輪むし湯。
筋湯通りと呼ばれる道を征く。
まちじゅう、至るところから吹き上がる湯けむり。それもそのはず、源泉の温度は100度にも達するのだ。
おばあちゃんに連れられお散歩中のワンコ。このコもうちのコもビビって全然交流しようとしない。
素敵なタバコカウンターを発見。湯治宿と併設の喫茶?のようだ。タバコは売っていないが、周辺の観光マップなどを配布されていた。
どこにいても漂う硫黄の香り。たまんないね。
ここが通りの名前の由来になっているすじ湯温泉。
さて、今回はここまで。
それでは。
つづき