狭隘な漁港集落は、世界「最短」の地名としてPRされる。
駅のホームから見下ろす日本海が印象的な、2つの自治体に跨る町並み。
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三見地区から更に西へ。
道中、明石集落に気になるタテモノがあったので寄っていこう。
明石公会堂。
「あかし」ではなく「あけいし」。昭和元年竣工、山口県の近代化遺産に指定される。
ペールブルーの優しい雰囲気が、のんびりとした集落の雰囲気にマッチする。
後ろにそびえる架橋は国道191号バイパス。
赤い石州瓦が連なる町並みをずっと見守ってきた公会堂は、今なお静かに佇む。
線路と海。
さて、そのまま西へ進んで訪れたのは飯井集落。
序文に書いた世界「最短」の意味がご理解いただけたかな?
ひらがなで書くと「津」とかのほうが文字数が少ないのだが、ローマ字表記だと「Ii」となるので幅が狭い…ということらしい。
駅のプラットホームから見下ろす町並み。
集落に至るまでの道が細いため、バスは運行は設定されていない。
海の方まで歩いてみよう。
実はこの水無浴(みずなしえき)という川(というか溝と言うか)を隔てて行政区域が異なる。東は萩市三見飯井、西は長門市三隅中飯井。
行政サービスに違いがあるのかな。ゴミ捨てとかどうすんだろ?
橋って固定資産税かかるのかな?この場合どっちに納めるんだろう…
これはちょっと車で渡るの怖いな…
このへんはもう汽水域だろうか。
なぜならもうすぐそこは海なので。
あ!ネコチャン!
これは足を止めざるを得ない。
なんだそのポーズ。あざといぞ(キャワワ)。
山口の海はホント蒼い。キレイ。
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冬、蒼茫とした風景。
さて、再び駅の方へ。
この橋を境に萩市と長門市で分かれるのが看板の表示からも読み取れる。
もうちょっと寄って撮っときゃよかったな。
おや、ちょうど列車がやってきた。
飯井集落から長門市街地方面へ進むと、三見からの道程と同じくやや峠道になるのだが、そこにお気に入りのスポットがある。
集落と海と線路と。
もっと広角のレンズだったり望遠持ってたりするとうまく撮れるのかもしれないけど、ぼく単焦点しか持ってないので…
これは初夏ぐらい。やっぱり山口の海は良い…
さて、その峠道を抜けて帰るとしますか。
今回はここまで。
それでは。