神勅により地上に降り立った天孫を祀る地にて温泉巡り。
日本で最初に指定された国定公園の自然に包まれた湯。
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朝風呂の様子。
昨晩の碧みがかった乳白色とはうってかわり、翡翠のような輝きを宿す。
差し込む朝陽に照らされ煌めく湯面。
立ち上る湯気と、仄かな硫黄臭。
一日の始まりとしてこれ以上のものがあるだろうか…いや、ない(反語)。
宿を発つ。お世話になりました。
霧島に来たからには、ここを訪れない訳にはいかない。
霧島神宮。
絢爛たる朱塗りの本殿が目を引く。
樹齢800年を超えるとされる御神木。
その静謐な空気が、夏の暑さを和らげ…ない(暑い!)
御参りを終え、次の目的地へ。
「旅行人山荘」。
文永2年に発見され、与謝野晶子や斎藤茂吉、野口雨情なども訪れた湯治場 丸尾温泉をルーツとするホテルで、霧島プリンスホテルが前身らしい。
玄関前に設置されるコンクリート製ポスト。
現在では殆ど残っていない珍しいものだが、今でも使われているらしい。
立ち寄り湯として貸切露天風呂がいくつがあるのだが、入りたかったところが埋まっていたので周辺を少し散歩する。
森を抜けた先に滝があるというので見に行ってみよう。
天気予報ではこの日も結構気温が高いと言われていたが、木陰ならば結構涼しい。
花房の滝。ふおぉぉ…マイナスイオン…
ホテルへ戻ってきた。
もう少し待つようなので、ロビーで過ごすことにする。
家具や調度品のセンスもよく…
期待が高まる。
いよいよお待ちかね、入浴タイムである。
フロントで鍵を借り受け、少し離れた浴室へ。
アカマツの林を抜けると湯小屋が見えてきた。
その名も赤松の湯。
楽しみにしておりました。
脱衣を済ませ、湯殿へ…
木々の緑を湯に写した泉のよう。
硫黄の香りが、ここは温泉なのだと思い出させてくれる。
森林浴しながら温浴…
贅沢なひととき。
フロントでアヒルちゃんの貸し出しやってたので連れてきた。
家まで遠いし、ちょっと早いけど帰りましょうかね…
鹿児島土産といえばこれ。一杯やってから寝ましょう。
さて、今回はここまで。
それでは。