気の置けない友人と再会(とほぼ初対面)した夏。
ともに歩き、よく見知ったまちを案内するつもりが、自分とは違う視点が新たな発見をもたらしてくれる。複数人で散策する醍醐味。
前回の記事
喫茶店で茶をしばきつつ(この表現ってぼくが若い頃から既に使われなくなりつつあったが、今では全くもって聞かないな)、ようやく全員集合したところで再び散策を再開。
とはいえどこを案内するかなど計画していたわけでもなく、みんなそれぞれ「どこを歩いても楽しめる人種」だと思っているので、とりあえず適当にうろつくだけなのだが。
いわゆる観光地である"門司港レトロ"は敢えてスルーし、もう少し地元の生活の息遣いが聞こえてきそうなところへ。
この平民食堂は以前にも載せたことがあるが、実は下記の記事を書いた後にここのオーナーさん(20年近くお休みしているから"元"オーナーと言ったほうが正しいかもしれない)と知り合う機会があって、5日中を見せてもらえないかな、なんて思っているのだが…
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各々ぽちぽちとシャッターを切りつつ、ゆっくり歩く。
"直湖"。湖より深みがあるね。
「朋友」の豚まんが大好きで、ぜひ二人にも食べてもらいたかったが、残念ながら蒸し上がっておらずまたの機会に。
やってきたのは錦町のカフェー建築のあるあたり。一見、三階建ての和風建築のように思えるが…
反対側から見るとこんな感じ。
艶めかしい女性のシルエットと…
※この建物は2023年に解体されてしまいました…
斜めに配されたドアとタイル使い。
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ここいい店いっぱいあるんだよなぁ…。
あとで飲みに来ようかな。
ネコチャン!
バエない風景ばかり撮っている3人は有楽街へ。
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やはりここはいつ来ても良い…
色数の少ない細道で、店舗の看板が僅かに彩りを添える。
"いわゆる観光地"のほうにも来た。
港湾地区には近代建築が犇めく。
そのうち門司港の近代建築の特集記事も書こうと思っているので、今回は写真を割愛する。
ブルーウィング門司(跳ね橋)の上から暮れゆく港を撮った。
ふたたび「むつみ関門荘」さんの前の路地へ。ネコチャン!おる。
ちなみに後から合流した彼はこちらに宿泊するらしい。
そのまま誘われるように…
そろそろ今日の出会いを祝して一杯やりましょうか。
角打ちで乾杯。
門司港といえばやっぱり角打ちでしょう。
沁みる…ビール。
平日の夕方ということもあってか、ぼくらの他にお客さんの姿はなく、様々な話をしながらグラスに注いた金色の液体を飲み干す。(1名はオレンジジュースだが)
オリジナルラベルの酒も気になる。
大瓶2本とオレンジジュースで1,000円未満のお会計。
うーん、ありがたいね。
先に帰る1名を駅まで見送り、晩ごはん。
せっかくなので地のものを食べてもらおうと思い、瓦そばの「たかせ」へ。
まぁ下関発祥の料理なので厳密には地のものでは無いのですが。
乾杯!いえ~い!
ちなみに下関民はスーパーに茶そばが普通に売っているので、家庭でもホットプレートで調理して瓦そばを食べる。たまにこうやって瓦で焼かれたものを食べるとテンション上がりますね。
さて、夜の町へ繰り出そう(訳:もっと飲むぞ)。
さて、今回はここまで。
それでは。
つづき