
修験の霊場に聳える奇岩、その窪みに鎮座する社。
険しい山道を行った先で望む、美しき棚田。
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2023年3月上旬、桜の季節にはまだ少し早いこの時期、ちょっくら軽いハイキングでもしようかと思って朝倉郡の東峰村へ。

目的地に向かう道中に立ち寄ったのは、宝珠山の麓に広がる竹地区の棚田。
日本の棚田百選にも認定されており、(この時期は完全にオフシーズンなのだが)四季折々の景色で楽しませてくれる。

谷間の僅かな空間を利用して作られた400枚もの田は石積で、その形状や連続性が美しい。

うん、シーズン中にまた訪れよう…

そしてやってきたのは宝珠山の岩屋神社。
奇岩が聳える修験のお山。

早速登っていきましょう。

鳥居をくぐって少し歩くと注連柱。

このあたりから本格的に山登り。

まず見えてきたのは琴平宮。

すぐ横には洞門。この岩は画角に納まりきらないほど大きい馬の首根岩と呼ばれる。

ビルトイン地蔵尊。

洞門を抜けると五百羅漢。

そして五百羅漢の横には岩屋大権現の扁額が掛けられた鳥居が。

この階段を登れば岩屋神社の本殿。

権現岩と称される大岩の下に建てられた岩屋神社本殿は、国の重要文化財。

茅杉皮重ね葺きの入母屋造りで、正面からだと一見特に変わったところのない神社であるが…


側面から見ると、背部が岩に覆われているのがわかる。
修験のお堂はほんと「なんでこんなところに建てた?」ってのが多い。

本殿からはこの針の耳と呼ばれる岩の割れ目を通って先へ進む。
ここを親不孝者が通ると上から石が落ちるとの伝承があるそうだが…ぼく大丈夫だよな?
ちなみに修験の修行の過程で一度仮に死んで仏に生まれ変わる"擬死再生"の考えがあり、女性器を表したとも云われるこの針の耳を通ることで母体内に回帰し、仏へと生まれ変わることを象徴的に模しているとも言える。

山登りは続きます…

板葺三間社流見世棚造りという構造で、天狗が蹴って否を開けたという熊野岩の岩場に立てかけた懸造である。

ぼくが高所恐怖症なのは以前からお伝えしているが、こういうの下から見てても足が竦むんだよなぁ…

震えながら登ってきましたよ。堂内はキレイに保たれている。
しかしチビりそう…

もうちょっと進みます。
不動産が見えてきたら左の方へ。

木々の合間から覗く棚田。


小さな岩窟に宿る信仰。

日差しが強くて少し汗ばむ。

鎖場あんのか…
カメラを体に密着させるため、ストラップを短くする。

角度が急なのはもちろんなんだけど、段鼻の部分が丸くなってて滑る!
こりゃ鎖無いと登れんわ…
そして鎖場を超えた先で見たものは…
さて、今回はここまで。

それでは。