
滝があったから滝部、田を鋤くから田耕(たすき)。
山あいにある農村地区に佇む、あまりにも瀟洒な旧小学校建築のディテールに、思わず心奪われる。
前回の記事
下関市 山陰地区の集落巡り、今回は海沿いではなく山間の農村地区を歩く。

滝部に向かう道中に、風力発電の風車がたくさん見えるポイントがあったので、一枚パチリ。
黄色いガードレールにのどかな空気感、これぞ山口の道ってカンジで大変良い。

ちょうどそのあたりに、ネコチャン!がいたので少し追いかけてみると、偶然にも鏝絵のあるお宅を発見した。奥に小さなお社も見える。


超めでたい感じ。

お邪魔しました…

移動します。

レンガ張りの滝部駅前に車を停めて散策開始。
ちなみに駅内部までレンガ張りである。(写真撮るの忘れた…)

滝部のメインストリート。かつては街道筋の在郷町であった。


町のレコード屋さん。
昔は少し栄えた町ならどこでもこういったレコード屋さん(と言いつつぼくが子供の頃には既に実態はCDショップであったが)があって、音楽教室やスタジオなんか併設してたり紀伊奥がありますが、最近ではめっきり見なくなりましたね。

商店街というにはいささか店が少なくなってしまっているものの、その面影が随所に見られる。

雰囲気の良い理容院の前には自転車が停めてある法則…あると思います!

こんな田舎に(失礼)、お洒落なカメラスタジオ。既に廃業してしまっている模様。

西から差す陽光が建物を照らし、道路に影を落とす。


立派なお宅は酒屋さんのようであった。今も営業しているのかはわからないが。


洋品店。セブンイ…衣料。コンビニではない。

十字路で素敵な3階建て建築に出会う。

どうやら昼は喫茶、夜はスナックになるらしい。
めっちゃ行ってみたい。

居酒屋(スナック)の定食って魅力的だよね…

滝部といえば滝部温泉!…だったのだが、いつの間にか(10年ぐらい前?)閉業していた。
立派な建物は未だに手つかずのまま残されている。営業してると勘違いして訪れる人も時々いるそうな。

一軒、今でも営業中と思しき旅館を見つけた。古都富貴旅館というらしい。
検索してみたものの詳細は見当たらず。

駅へと戻る道すがら、水辺に佇む鳥たちの姿を見つける。


ちょっとお腹が空いたので隣町の田耕(たすき)に移動。
こちらも街道筋であるが、それらしい名残は全くと行っていいほど残っていない。

目的地はここ、「あさかぜ」というハンバーグ屋さん。

店名の由来は、ご主人が寝台特急あさかぜの元コックであったことから。


和牛100%のふっくらとしたハンバーグは絶品。付け合わせの野菜のグリルも美味。

みてよこの肉汁…。
さて、腹ごしらえも済んだことだし、継ぎなる目的地へ。
再び滝部に戻る。

周りののどかな風景に不釣り合いなほど荘厳なルネサンス様式の近代学校建築は旧滝部小学校。ドイツ人技師の設計により、阿川大工と呼ばれる大工集団が建てたとされる。(阿川の集落についてはまた別記事で)
ただただ美しい…あまりにも瀟洒なその佇まいに心奪われて見入ってしまった。
ちょっと写真の枚数が多くなりそうなので、次回はこの旧滝部小学校についてまとめてみたい。
さて、今回はここまで。

それでは。
つづき