下関市の最南端、古代からの伝承と史跡が多く残る平家の里、彦島。近世においても、巌流島の戦いはあまりにも有名である。歴史の表舞台に、度々登場する関門海峡を望む階段を歩く。
下関駅周辺の階段巡りはコチラから
本州から彦島へ渡るルートは3つ。1つはこの閘門(こうもん)に架かる橋である。
世界最小のパナマ運河式水門である閘門は昭和11年に完成。本州から彦島への初めての陸路である。その他の手段としては関彦橋、彦島大橋がある。現在は船で渡ることはできない。(巌流島を除く)
閘門橋の上から小門海峡、下関漁港側を望む。夕暮れの港町ほど哀愁の漂う風景もあるまい。
ちなみに昔は夜間、水門が閉まると彦島へ渡ることができなかった(?)ようで、「ヒコットランド」呼ばれ、「お前んちパスポート無いと帰れんのやろー?」と、本土の住人から揶揄されていた。現在は24時間通行可である。
さて、水門もしくは関彦橋を渡ってすぐの本村町から階段巡りをスタートしよう。
お、いきなり面白い階段。最初の1,2段目をどういう体の向きで昇るかが肝心。
これは…ちょっと薄くて乗ったら壊れそう…。
階段の途中に境界石。
二階部分が玄関のようだ。
新緑と、階段と。
踏み面に傾斜がついた階段は第力を消耗しやすいように感じる。
何やら気になる工作物。
上の土地は解体現場。ダストシュートか!
横には階段。最後はハシゴで昇るようだ。
あまり見かけないタイプのブロック塀。
ダンジョン感ある。
森の中へ。
崩れかけのブロック塀と階段。
擁壁を降りていく。
降りた先のくびれた道のセクシーさ。
メタルパーツのアクセント。鉄管の手すりの細さと相まってシャープな印象を与える。
三種の滑り止め。
まるで生き物のような躍動感…。石垣は鱗にも見える。
やあ。
こんにちは(^^)
道中、こういった門扉にいつも目がいってしまうのだ。造形も美しいが、錆具合もいい。
さて今回はここまで。
それでは。
つづき