美しき砂浜に伝わる優しい伝説。
浜に座り、寄せては返す波をただ眺める穏やかな時。
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宅野から南へ。仁万駅周辺の仁摩集落。
いちおうこのあたりが仁摩町の中心部であろう。
駅の向こうにサンドミュージアムが見える。
釣具玩具菓子。
駅前商店のポップな装テン。
駅前交差点に立つこの近代建築を見て、既視感を覚えた。
ここ来たことあるな…
過去写真見直してみたらあったわ。たしかに来てた。
なんとなく国道から逸れて車を走らせてたら目に止まったんだよね、この建物。
「買いよい店
おしゃれ用品 衣料作家
毛糸カネボウ」
手書き看板の良さ。洋品店だったようだ。
踏切のそばに、斜めに配置された木枠のドア、壁一面のガラス。
駅前には小規模ながら商店街が形成されていたようである。
看板建築がいくつか見られた。
先程の宅野集落と比べると、新しい家屋が多く見られる。
カーテンかと思った。
勝手橋があると思ったら部材が電柱、あるよね(ない)。
駅前通りから少し道を逸れると。古い家屋がいくつか立ち並んでいた。
仁摩をニマニマしながら練り歩く中年男性が一人…
いい感じの看板建築。
こういう出会いがあるからまち歩きはやめられない。
「本日休業」ではあるが、今でも営業して荘な雰囲気。
思い出写真館…
俺の頭のなかの思い出もプリントしてくれ…
うねる舗装路を往く。
どうやら海まで続いているようだ。
更に南の馬路集落へ。
海まで降りていこうか。
この馬路の砂浜は琴ヶ浜と呼ばれ、鳴砂の浜として知られる。
地名の由来は、壇ノ浦の合戦で敗れこの地に流れ着いた平家一門の姫が村人に助けられ、そのお礼に毎日琴を奏でみんなに愛されたこと、そしてその姫が亡くなった後も、砂浜が琴のような音を鳴らしたことから来ているという。
馬路の集落もマジマジと見たかったのだが、砂浜でぼーっとしていると思いのほか時間が経っており、ちょっと寒くてトイレに行きたくなってきたのでコンビニを求め移動することにした。また改めてじっくり歩いてみようと思う。
さて、今回はここまで。
それでは。
つづき