階段目的ではない街歩きの最中でも、好みの階段を見つけるとひと昇りしてしまう…それが階段巡りistの性…。
前回の階段巡りの記事から随分空いてしまいました。
暑いのが大の苦手のぼくには、夏場の階段巡りはしんどいのでストック写真で乗り切ろうという魂胆です。
さて、東門司。このあたりは馬場遊郭の記事でも触れています(というか今回の階段はそのとき撮った写真なんです)が、県道72号より北側、畑田寄りのエリアにはおそらく私娼窟があったのではないかと思っています。
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この日は青線探索のつもりがいつの間にか階段巡りになっていました。
まだ春になる前の夕刻、冷たい空気感と「廃」っぽさがマッチする。
この階段(坂道)を昇ると行き止まりか…と思ったら、はしごで上の駐車場まで昇れるみたい。誰か使ってんのかな?
ちょっと暗くて…雰囲気出てます。
この階段は上記リンク先の記事でも書いたけど、印象的だったので再掲。
ちょっと異質な空気がしたので昇ってみると…
少し開けた空間に、井戸と廃家屋。電柱には「浪花幹」。
古い地図で調べてみると、「浪花」という地名は見つからなかったが、ちかくに「なにわ湯」という銭湯が確認できた。
奥の廃家屋にはトマソン(高所ドア)がありますね。
右手のお宅からは人の気配がしたので退散。
ちょっと怖い雰囲気が漂ってました。
引き返して階段を降りたところでコレですよ。思わず声が出た。
畑田方面へ。
おわかりいただけただろうか…(塀の上)
ちなみに別の日…
おわかり(以下略
ネコチャンには逃げられちゃいましたが昇っていきます。
写真右上に見切れているのは、門司区内で現存する中でもかなり古い団地。(現在は使用されておらず立入禁止)
増幅によって左右でピッチが異なってしまった階段はいままでいくつか見てきたが、これほどのワクワク感を感じさせるものはなかなかないですねぇ。
廃段っぽいところに飛び込めるのは冬のみですね。ほかの季節は虫とかヘビとかこわい。
夕暮れに染まりつつある東門司の町並み。
この先は山道だな、引き返そう。
コンクリ、石段、鉱滓煉瓦…質感の違いを楽しもう。
緑とのコントラストが美しい階段たち。
脇に水路のある階段って良いですよねぇ。
またちょっとどんよりした空間。
小学校跡地。一抹の寂しさ…
さて東門司に戻ってきました。
ずっと気になってたこの建物。
「早朝寿司」ってなんだ?
3種の積み方が楽しめる石垣。あなたはどんな積み方がお好き?
ぼくは切込接布積派。
このあたりは寺町の風情がありますね。お寺が多いです。
凝った意匠のお宅(もしかしてもと旅館とか?)のアプローチ。
石垣と、左右に広がる階段の芸術的な佇まい。
ふと見つけた脇道の先にも階段。よく見ると側溝の底は煉瓦敷き。
こりゃまた重厚なトマソンだ。
塀の内部。
これも階段?
2階建ての長屋住宅が多く見られます。
関西で言うところの文化住宅のような感じでしょうか。
さて、今回はここまで。
9月になったので、そろそろ階段巡り再開できるかな…
それでは。