おなかがよわいお坊さんはあわてない

おなかを壊しやすい僧職系男子、まち歩きのススメ。

2021-01-01から1年間の記事一覧

下関市 : 長門市場 〜 今浦の町並み

よく知ってるはずのまちに全く覚えのない店がたくさんあって、こんなところに不動産屋さんあったっけ…?と思いながら物件情報を見ると聞いたことのない地名が並んでいる。 ああ、ついに俺もアタマおかしくなっちまったか、と思ってたら……

北九州市門司区 : 東門司 〜 畑田 階段巡り

階段目的ではない街歩きの最中でも、好みの階段を見つけるとひと昇りしてしまう…それが階段巡りistの性…。 門司区 東門司 〜 畑田周辺の階段。

下関市 : グリーンモール商店街とその周辺(2)

商店街から1本裏手に入れば団地パラダイス。 最盛期にはかなりの数の店が軒を連ねていたであろう下駄履きビルの1階部分は、ほとんどが駐車場になってしまった。そんな退廃的な雰囲気を漂わせるまちで出会った、とある雑居ビルに心を奪われる。

下関市 : グリーンモール商店街とその周辺(1)

古くから朝鮮半島との交易が盛んな下関では、駅前に"リトル釜山"と呼ばれる商店街を形成する。焼肉店をはじめとする韓国料理店やキムチなどの惣菜店が並ぶ本通りを1本横に入れば、団地好きには欠かせない"改良住宅"が林立する。 県下最大のターミナル駅と、…

福岡市中央区 : 三角市場 〜 博多区 : 住吉の町並み

かつて三角の土地に発生したという戦後闇市は、場所を移した後もそのまま三角市場と呼ばれ続ける。高層ビルが立ち並ぶ博多の中心部の残されたその木造長屋は、今でも多くの飲食店で賑わい、我々を昭和の世界に誘う。

福岡市博多区 : 吉塚市場 (旧吉塚商店街)

福岡県庁の最寄り駅からすぐ、今日も古い商店街を徘徊…と思って出かけたら、異国情緒溢れる市場に迷い込んだ。ここはどこだ?…古い商店街はアジアンマーケットへと生まれ変わっていた。不意を打たれたものの、活気を取り戻したアーケード内を楽しもうか。

長門市 : 俵山温泉の町並みと階段 (2)

本通りから川沿いに降りてゆく。 小さな通りに聞こえるのは川のせせらぎのみ。もとより綺羅びやかなネオンなどとは無縁、これが湯治の郷のあるべき姿だ。

長門市 : 俵山温泉の町並みと階段 (1)

山口県北部、古くからの湯治場として知られる俵山温泉。 ほとんどの宿が内湯を持たず、浴衣で外湯に通うこの温泉郷は、その効能・泉質の良さが高く評価されており、遠方からの療養に訪れる人も多い。 山深くにひっそりと佇む町並みと、路地裏の階段を歩いた。

福岡市博多区 : 中洲のまち

中洲といえば説明不要、九州最大の歓楽街。屋台での食事も楽しい。 屋台がズラッと並ぶエリアから一本中の道に入ると、どぎついネオンが輝くソープ街。 ジャズバーやライブハウスも多く、夜のイメージが強いこのまちの昼の顔を見た。

福岡市博多区 : 川端通商店街

博多座の斜向いに位置し、祇園山笠や博多どんたく、おくんちや花火大会などの祭事での賑わいは九州随一、中洲川端。 古くからの伝統が、今なお衰えることなく継承されるこのまちで、人通りが絶えない商店街を歩く。

福岡市中央区 : 新柳橋遊廓 〜 清川サンロード商店街

九州一の大都市、博多。現代では夜の街といえば中洲を思い浮かべる人も多いだろうが、那珂川に架かる柳橋の南側には、かつて長崎 丸山や熊本 二本木と並び称された遊里が存在した。往時の華やぎの残り香と、大きな通りに面した都会的な商店街の対比。

福岡市中央区 : 柳橋連合市場

博多の食文化と言われて思い浮かべるものは? ラーメン、明太子、水炊き、モツ鍋、うどん、焼き鳥、ごま鯖…考えただけでおかなが空いてきた。福岡人の食卓を支える"博多の台所"を歩く。

宇部市 : 新天町 (3) 新地街とその周辺

久しぶりに新天町周辺を逍遥、これまで気づかなかった小路の存在に気づく。 春の日差しに眩く照らされる飲み屋街を歩いた。

宇部市 : 老松遊廓周辺の町並み

現在の新天町〜錦町のあたりには、かつて遊廓が存在していた。明治期、まだ老松町という町名だった頃に成立した遊里には、多くの妓楼や飲食店が立ち並び、夜の街を華やかに彩ったが、今ではすっかりセピア色に褪せてしまったかのような町並みに。

宇部市 : 三炭町〜居能の町並み

かつて社会現象を巻き起こし、昨今も劇場版の人気に沸く某国民的アニメの原作者の出身地、宇部。中心市街地の駅周辺が映像内に登場し、新たな「聖地」として、ファンを呼び込みまちが活性化することを期待されているが、われわれ街歩きクラスタの「聖地」はどこ…

下関市 : 向山町 〜 後田町 階段巡り

大きな病院や教育機関、総合運動公園などが密集しており、市街地へのアクセスもよく、古くから暮らしやすいと評判の住宅地、東駅周辺。 少しの時間つぶしの散歩のハズが、エモーショナルに訴えかけてくる階段に次々出会い、気づけば本気の階段巡り。

下関市 : 銭湯巡り (2)

「ゆ」。このひらがなたった一文字に惹かれてしまうのはなぜだろう… 今でも下関には、比較的多くの銭湯が残っている。 殆どの家庭にお風呂が備わっている現代において、もはや化石のような存在…それでもここでしか味わえない魅力がある。

下関市 : 銭湯巡り (1)

まちを徘徊したり階段巡りをしたあとには、広いお風呂で汗を流すに限る。 もちろん入浴そのものや観光を目的に温泉地に行くのもいい、何もすることがない日に朝からサウナやスーパー銭湯でダラダラしたあとに一杯やるのも最高だ。 枯れた趣味だって?なんと…

北九州市八幡西区 : 貞元市場

八幡西区の幹線道路沿い、郊外型の大型店が建ち並ぶこのエリアに、昭和に取り残されたままの小さな市場がある。間口の広い木造アーケードは、ぽかんと大きく口を開けた顔みたいで、未だに人が来るのをのんびり待ち続けているかのようだ。

田川市 : 田川伊田駅周辺の町並み(3)と階段巡り

駅前の商店街を西へ進めば、やがて秋月街道と交差する。 街道に沿って南下して、周辺の階段を見ていこう。

田川市 : 田川伊田駅周辺の町並み (2)

通りの名称は定かではないが、アーケード付き商店街の北側付近にはかなりの数の飲み屋が存在していた。炭鉱バブルが終わってからも暫く栄えていたのか、昭和の終わり頃に建てられたであろうソシアルビルも目立つが、その殆どが廃墟と化している。

田川市 : 田川伊田駅周辺の町並み (1)

知らないまちを歩くのはいつだって楽しいが、知っている町も改めて歩くと毎回違った発見がある。 小さい頃に何度も訪れたことのあるまちを、大人の視点で散策。昔と違った景色に見えたのは、まちが変わったのか、ぼくが変わったのか。

宇部市 : 船木の町並み (2)

船寄宿の本通りは、南北を澄んだ水が流れる水路に挟まれている。 水路に面した細い路地には、短い石橋が架けられており、風情のある町並みを印象づける。裏町通りと高札場周辺を散策。

宇部市 : 船木の町並み (1)

旧山陽道、萩藩領の宿場町として栄えた船木市。 現在も古い町並みが残っているこの地には、全国でも珍しい清酒醸造を行う神社があり、その歴史は神功皇后の時代にまで遡る。後に宇部や小野田の産業が発展するまで、厚狭郡の行政の中心であった。雨上がりの街…

北九州市門司区 : 丸山吉野町 〜 春日町 階段巡り

丸山吉野町から春日町へ、車の往来の激しい2車線のトンネルが2本、その上には北九州最古のトンネルが今なお残る。ひっそりとした素掘りのトンネルの中を歩けば、汗ばんだ肌もひんやりと。 旧トンネルの更に上には、かつて唯一山の向こうへ渡る手段だった峠道…

北九州市門司区 : 丸山吉野町 階段巡り

その昔、門司港側から裏門司と呼ばれた周防灘に面した地区へ訪れるには急峠を超えなければならず、交通の難所であったと言われる。現在ではトンネルが開通し、道路も整備され不自由なく通れるようになったが、トンネルの上には旧トンネル、更にその上に峠道…

山陽小野田市 : セメント町商店街とその周辺 (3)

セメント町から南中川駅方面へ。道中に小野田セメントゆかりの近代建築を眺めつつ。

たばこ屋カウンターコレクション (1)

たばこを吸わなくなってもう1年以上が経つ。 考えてみれば、たばこ屋さんのカウンターでタバコを買った経験はたぶん両手で数えられるほどしかない。コンビニで買うことがほとんどで、銘柄を番号で指定するドライなやり取り。しかしタバコ屋さんのカウンター…

「残されタイル」の謎

まち歩きをする際に、相も変わらずトマソンを見つけてははしゃいでいるぼくですが、これまでの研究から、「残されタイル」という分類を主張し続けております。 ほんの一部ですが、「残されタイル」コレクションを公開したいと思います。

山陽小野田市 : セメント町商店街とその周辺 (2)

セメント工業が盛んだった頃、美祢市の石灰山から原料の輸送のため軽便鉄道として敷かれ、後に旅客運送も担うことになった小野田線。かつて存在した「セメント町駅」の周辺、現在の南小野田駅周辺に栄えた通りを歩く。