おなかがよわいお坊さんはあわてない

おなかを壊しやすい僧職系男子、まち歩きのススメ。

山口市 : 秋穂 〜 鋳銭司の町並み

近代陸軍の父と呼ばれ、先見の明を持って明治維新を推し進めた傑物の出生の地。 「秋の穂の満ち渡る郷」の由来を持つ農漁村集落を歩く。

防府市 : 防府駅周辺ゆる散歩(1)

うだるような暑さにヤラれ、涼を求めて飛び込んだのは山頭火の句碑が立つ老舗の純喫茶。 「あさせみ すみ通る コーヒーをひとり」

防府市 : 防府駅周辺のドボクなモノ

かつて防長に高い技術を持った石工集団がいたことを伺わせる珍橋と、地域の暮らしを支える日本最大級の円筒分水工。 防府市の土木建造物散策。

島根県益田市 : 飯浦の町並み

石見国の最西端、日本海の荒波に揉まれた奇岩が聳える漁村集落。古い路地から空を見やれば、目に飛び込んできたのは戸袋に描かれたたくさんの鏝絵。 津和野藩の要港を歩く。

萩市 : 明石 〜 飯井の町並み

狭隘な漁港集落は、世界「最短」の地名としてPRされる。 駅のホームから見下ろす日本海が印象的な、2つの自治体に跨る町並み。

萩市 : 三見の町並み

藩政時代に市が開かれ、萩城下町から赤間関へ通ずる幹道沿いに発展した宿駅、その漁村部で流れる穏やかな時間と、日本海の荒波との対比。

萩市 : 玉江 〜 三見の町並み

維新のまちから海沿いに沿って西へ、かつての街道を訪ねて歩く。 山間の長閑な景色に映える、美しき石橋。

萩市 : 川島 旧湯川家屋敷とその周辺

流水式池泉庭園を備えた武家屋敷は、多くの維新志士たちを輩出したまちに存在する。 幕末期の日本を支えた武士たちの、水とともに生きる暮らし。

萩市 : 明木の町並み(2)

まち歩きの醍醐味は、風景や建物を通して「人々の暮らし」を見つめることであると考えている。ふらりと訪れた近代建築を眺めていると、地元の方に声を掛けられその歴史を解説していただいた。 小さな宿場町での邂逅。

萩市 : 明木の町並み(1)

萩往還をはじめとする旧街道の交通の要であったその地の名は、安芸の領主より賜ったとされる。 萩市中では珍しく赤い石州瓦が連なる町並みに、かつての宿場町の名残を探す。

大分県日田市 : 豆田町商店街とその周辺(5)

山紫水明の里、日田。 三隈川、花月川に挟まれた豆田のまちでひときわ目立つ煙突は、良質な水を活かした酒造りにこだわる酒造。300百年もの間、伝統を紡ぎ続ける蔵を見学。

大分県日田市 : 豆田町商店街とその周辺(4)

「豆田の天守閣」から見渡す、商店街の町並み。 展望楼のみならず空中庭園を備えた華やかな意匠に目を凝らす。

大分県日田市 : 豆田町商店街とその周辺(3)

江戸時代から昭和初期にかけて増改築を重ねた結果、入り組んだ迷路のような間取りになった建物は「豆田の天守閣」とも呼ばれ、まちを象徴する佇まいで聳える。 往時の華やかな商家建築の美。

大分県日田市 : 豆田町商店街とその周辺(2)

江戸期の町割りがほぼそのまま残る陣屋町は、重伝建として申し分ない美しさ。 何度かの大火に見舞われつつも、熱心な保存運動によって保護される街並みを歩く。

大分県日田市 : 豆田町商店街とその周辺(1)

古来からの水郷である日田の中心地、豆田町。 幕府による九州支配の拠点として重きをなしたまちは、今なお重伝建として往時の町並みが大切に保存される。かつての天領の町人地区を歩く。

長門市 : 向津具半島 川尻 階段巡り(4)

複雑に張り巡らされる路地を案内してくれるのは、地域住人よりも遭遇率の高いネコちゃんたち。 邂逅を楽しむ。

長門市 : 向津具半島 川尻 階段巡り(3)

集落内のどこにいても聞こえてくる波の音。5月の風にのって届く磯の香り。 夏のような陽気の午後の階段巡り。

長門市 : 向津具半島 川尻 階段巡り(2)

過去に訪れた際に、迷路のような路地に迷ってしまった楽しい感覚が忘れられず、再びの訪問と相成った川尻集落。 今回の散策もきっと忘れられない思い出になるね。

福岡県直方市 : 須崎町商店街

筑豊平野の中心地にあり、北九州市へのアクセスもよく自然と街とが程よく調和する直方。 いくつか存在する商店街の中でも、ひときわ衰退が目に見えるアーケードを歩けば、味わい深い道筋の虜に。

北九州市門司区 : 旧久野邸

門司港駅よりやや離れたところに、瀟洒な洋館付き住宅が建ち並ぶ地区がある。 観光地の風情とは異なる生活の息づく住宅街の家並みのなか、その建物はひときわ存在感を放つ。 「門司の三羽烏」と呼ばれたうちのひとり、その豪商の旧邸宅へ。

下関市 : 山陰地区の集落巡り 矢玉 その4

日本海に面した小さな漁村集落散策。 ネコ、ネコ、ネコ!

下関市 : 山陰地区の集落巡り 矢玉 その3

山陰地区の集落巡り、ある晴れた日の漁村。 住人たちの生活の香りと、見知ったネコとの再会。

下関市 : 山陰地区の集落巡り 矢玉 その2

観光資源になるものがあるわけもなく、住人以外は釣り人が訪れるぐらいであろう集落だが、ぼくにはこの風景がとても魅力的に映るのだ。 住宅の密集する漁村地区の路地を歩く。

下関市 : 山陰地区の集落巡り 矢玉 その1

小さいながらも古くから諸商売が繁盛し、近世以降はフグのはえ縄漁によって栄えた集落、その家屋の密集度合いは市内随一ではないだろうか。 漁村らしい路地と、ネコの波状攻撃にすっかり虜になってしまった。

福岡県行橋市 : 行橋駅周辺の町並み(2)

半宿の在郷町の名残と少し寂しい盛り場。 行橋の町並みを歩く。

福岡県行橋市 : 行橋駅周辺の町並み(1)

京築地域の中心地として栄えた中津街道の町場は、北九州と筑豊、豊前を結ぶ交通の要衝でもある。 駅前商店街を歩き、かつての繁栄の面影を探した。

北九州市門司区 : 矢筈町 階段巡り

門司区の階段巡り、緑豊かな公園の木陰でひとやすみ。

北九州市門司区 : 北川町 階段巡り

門司区の階段巡り、斜面に並ぶ家々の間を縫いながら。

下関市 : 城下町長府の町並み(7)

丘の上から淋しげに海峡を見下ろす鯨と、工業港の傍らの小さな漁港。 海辺の城下町と、幻の洋館について。

下関市 : 城下町長府の町並み(6)

武家屋敷の並んだ地区から、いよいよ天守のあった関見台へ。 海峡を一望する天守台と、海に浮かぶ小さな伝説の島。