おなかがよわいお坊さんはあわてない

おなかを壊しやすい僧職系男子、まち歩きのススメ。

商店街・市場

福岡市中央区 : 柳橋連合市場

博多の食文化と言われて思い浮かべるものは? ラーメン、明太子、水炊き、モツ鍋、うどん、焼き鳥、ごま鯖…考えただけでおかなが空いてきた。福岡人の食卓を支える"博多の台所"を歩く。

宇部市 : 老松遊廓周辺の町並み

現在の新天町〜錦町のあたりには、かつて遊廓が存在していた。明治期、まだ老松町という町名だった頃に成立した遊里には、多くの妓楼や飲食店が立ち並び、夜の街を華やかに彩ったが、今ではすっかりセピア色に褪せてしまったかのような町並みに。

宇部市 : 三炭町〜居能の町並み

かつて社会現象を巻き起こし、昨今も劇場版の人気に沸く某国民的アニメの原作者の出身地、宇部。中心市街地の駅周辺が映像内に登場し、新たな「聖地」として、ファンを呼び込みまちが活性化することを期待されているが、われわれ街歩きクラスタの「聖地」はどこ…

北九州市八幡西区 : 貞元市場

八幡西区の幹線道路沿い、郊外型の大型店が建ち並ぶこのエリアに、昭和に取り残されたままの小さな市場がある。間口の広い木造アーケードは、ぽかんと大きく口を開けた顔みたいで、未だに人が来るのをのんびり待ち続けているかのようだ。

田川市 : 田川伊田駅周辺の町並み (1)

知らないまちを歩くのはいつだって楽しいが、知っている町も改めて歩くと毎回違った発見がある。 小さい頃に何度も訪れたことのあるまちを、大人の視点で散策。昔と違った景色に見えたのは、まちが変わったのか、ぼくが変わったのか。

宇部市 : 船木の町並み (1)

旧山陽道、萩藩領の宿場町として栄えた船木市。 現在も古い町並みが残っているこの地には、全国でも珍しい清酒醸造を行う神社があり、その歴史は神功皇后の時代にまで遡る。後に宇部や小野田の産業が発展するまで、厚狭郡の行政の中心であった。雨上がりの街…

山陽小野田市 : セメント町商店街とその周辺 (3)

セメント町から南中川駅方面へ。道中に小野田セメントゆかりの近代建築を眺めつつ。

山陽小野田市 : セメント町商店街とその周辺 (2)

セメント工業が盛んだった頃、美祢市の石灰山から原料の輸送のため軽便鉄道として敷かれ、後に旅客運送も担うことになった小野田線。かつて存在した「セメント町駅」の周辺、現在の南小野田駅周辺に栄えた通りを歩く。

山陽小野田市 : セメント町商店街とその周辺 (1)

戦前、日本で初めての民間セメント会社が設立され、港や鉄道が整備されるとともに大きな発展を遂げた小野田。後に日本最大のセメントメーカーとなる企業の前身があったともなれば、工場周辺の最盛時の賑わいは相当なものだったに違いない。 時は流れ、すっか…

北九州市 門司区 : 栄町のスナック街と小原市場

最盛期には多くの港湾関係者で賑わったであろう門司港の夜、その中心は栄町だった。数え切れないほどの飲食店に劇場、キャバレー、雀荘…。それらのほとんどは既に残っていないが、新しくできたものもある。 移ろってゆく様子と、昔から変わらないもの。どち…

北九州市 門司区 : 栄小路 〜 有楽街

栄町銀天街には、二つの個性的な路地が面している。 貧しさを卑下せず謳い、旅を愛した奔放な女流作家と、全国にその名を轟かせた、九州最強、伝説のヤクザ。波乱万丈な人生を送った二人と縁の深い小路は、今でもひっそりと人が訪れるのを待っている。

北九州市 門司区 : 栄町銀天街とその周辺

これまで紹介してきた門司港のアーケード付き商店街の中でも、一番の賑わいを見せる栄町銀天街。かつては百貨店も存在し、門司港の商業の中心地でもあった一帯は、今でも多くの地元の人の生活とともにあり、愛され続けている。

下関市 : 豊前田商店街とその周辺 その2

下関で「飲もうか」というとまず候補に上がるのはこのまち。 コロナ禍でめっきり繰り出す機会も無くなってしまったが、また友人たちと集まって一杯やりたいものだ。

下関市 : 豊前田商店街とその周辺 その1

山口県最大の歓楽街、豊前田。 飲み屋が密集するこのまちは、かつて遊廓があったとされるものの、現在ではその面影を残す建物は全くと言っていいほど残っていない。 夜はソシアルなビルのネオンがまばゆく光り、行き交う人々の楽しげな声と、タクシーの行列…

周南市 : 徳山 柳町遊廓とその周辺 その2

才ノ森より柳町に遊里が移転して後、およそ10年ほどで売春禁止法が施行、赤線は廃止となる。現在でもスナックなどの飲食店が立ち並ぶエリアであるが、より駅前に近い昭和町付近ではソシアルなビルも多く見られる。 日中の盛り場の風景と、周辺で見つけたトマ…

周南市 : 徳山 柳町遊廓とその周辺 その1

駅前商店街のアーケードを抜けるとかつて遊廓があった地帯へ。 現在も色街の香りを残す盛り場の町並みを中心に歩いた。

周南市 : 徳山駅前の商店街 その2

いくつかの商店街から構成される徳山駅前の中心商業地区。 訪れるたびに空き店舗が増えていく様子に僅かの寂寥を感じつつ、往時の賑わいの名残を求めて歩いた。

周南市 : 徳山駅前の商店街 その1

周防灘に面し、明治時代に設けられた海軍の煉炭製造所に端を発する重化学工業のまち、周南市。かつては工業の発展とともに、徳山駅周辺の市街地は大いに賑わいを見せたが、モータリゼーションの影響からは逃れられず、商業規模は縮小している。 再開発によっ…

防府市 : 天神町銀座商店街とその周辺 その2

防府 銀座商店街。アーケードの外側を見ていこう。

防府市 : 天神町銀座商店街とその周辺 その1

防府市三田尻から萩城までの御成道として開かれた萩往還。かつて維新志士たちが往来したこの街道の途上には、日本最古の天満宮とも言われる防府天満宮が鎮座する。その門前町の賑わいは歴史とともに南下し、商業の中心地が駅周辺に変遷してきたことが伺える…

北九州市 門司区 : 老松町の商店街 その2 ショッパーズ老松 〜 プラザ祇園

門司区老松町のアーケード商店街とその周辺を散策。

北九州市 門司区 : 老松町の商店街 その1 中央市場

門司港にはアーケード付き商店街が4箇所存在するが、そのうち3箇所は老松町内にある。ショッピングセンターが台頭するこの時代において、個人商店ばかりの商店街など、もはや必要のない存在なのかもしれない…とぼくは思いたくないのだ。人情?郷愁感?なぜだ…

山陽小野田市 : 厚狭駅前の商店街 その2

交通の要衝、在郷町として栄えた厚狭。 賀茂社の荘園であったとされるこの地には、かつて鴨川と呼ばれた厚狭川が町を横切る。川に架かる橋は鴨橋といい、京に倣ったまちの名残を今も残している。

山陽小野田市 : 厚狭駅前の商店街 その1

山陽と山陰、かつてそれぞれの街道への分岐であり、現在でも山陽本線と美祢線への接続駅がある交通の要衝、厚狭。 寝太郎の伝説が今なお語り継がれるこの半宿のまちにて、往時の繁栄の名残をさがして歩いた。

北九州市 八幡東区 : 枝光本町商店街の周辺

普段は盛況な枝光中央商店街だが、この日は直前に階段めぐりをしており夕方だったため店じまいを始める店舗が多く、降ろされたシャッターの儚げな印象ばかりが残ってしまった。 そういえば儚げな美人画で知られる竹久夢二は、かつて枝光に住んだことがあった…

北九州市 八幡東区 : 枝光中央商店街

官営八幡製鐵所の操業とともに発展した八幡東区。戦前は合併前の北九州5市の中で最も人口が多く、日本の近代化と高度成長期を支えた工業地区だ。 そんな「鉄(くろがね)のまち」のまちにぽつんと残る、木造アーケードを歩く。

北九州市 八幡東区 : 筑豊商店街

筑豊…と聞いてほとんどの人が思い浮かべるのは、田川や飯塚、直方といった、かつて炭鉱で栄えた地域のことではないだろうか。 「筑豊商店街」は八幡東区、山路ICからほど近い場所に存在する。戦前に興り、今年で99年を迎えた、北九州市内に現存するうち最古の…

尾道市 : 昭和レトロな商店街と坂道と海のある風景、ときどきネコ。(その1)

観光地に行ったときに、日中の盛り場や変なビル、おおよそ観光とはかけ離れた寂れた路地などが気になってしまい、観光スポットに集中できないぼく。この病気どうやったら治りますか…? 坂のまち、猫のまち、古寺のまち、尾道。 風光明媚な瀬戸内の景色と、昭…

美祢市 : 伊佐町の街並み

前回に引き続き、美祢市を探索。 古く幕末には奇兵隊の本陣を構え、明治期には売薬で富山と並び称されるほど栄えたという伊佐地区(旧伊佐町)。近年においては日本随一の石灰石の産出を誇り、どこにいてもセメント工場の煙突が見える古い街並みには、かつての…

美祢市 : 美祢駅前の街並み

山口県西部の内陸に位置し、日本最大のカルスト台地「秋吉台」、同じく日本最大の鍾乳洞「秋芳洞」を有すことで知られる美祢市。自然が多いまちであると同時に、宇部興産や太平洋セメントが工場を構える工業都市でもある。 そんな美祢市の中心駅、美祢駅周辺を散…