おなかがよわいお坊さんはあわてない

おなかを壊しやすい僧職系男子、まち歩きのススメ。

島根県鹿足郡 : 津和野の町並み(2)

「ツワブキの生い茂る野」であったことがその名の由来となる中国山地の隠れ里は、室町時代より国内最高水準の和紙の生産で栄え、藩の財政を支えた。伝統的な町並みの残る町人地区を歩けば、なるほど小京都と称されるのが頷けるような雅な風景。

島根県鹿足郡 : 津和野の町並み(1)

中国山地西部の山間、「山陰の小京都」とも呼ばれ津和野藩の領地として栄えた津和野。雪解けの城下町を掘割に沿って歩けば、自然と文化とが調和した美しい風景に心奪われる。

山口市 : 旧阿東町の町並み

県内屈指の豪雪地帯であり、稲作をはじめリンゴや梨の栽培が盛んな阿東町は、平成の大合併を経て山口市に編入された。 かつて交通の要衝として栄えたまちと、今も蒸気機関車を見つめる給水塔の記憶。

萩市 : 佐々並の町並み

日本海に面した城下町萩と、瀬戸内に面した三田尻を結んだ萩往還。その中間地点に開かれた宿場町のうっすらと雪化粧をした風景に、久しぶりの旅情を味わう。

下関市 : 銭湯・温泉巡り(4)

今回はちょっと市街地中心部から離れ、より地元の人たちの生活に結びついた銭湯を見ていこう。

北九州市門司区 : 銭湯巡り

最盛期には何十件もの銭湯があったというが、現在も営業しているのはたったの3軒のみ… 湯のみならず、人情味あふれる常連さんたちと、番台のワンコに癒やされる。

大分県別府市 : 鉄輪温泉の町並み(2)

鉄輪温泉ぶらり歩き。重要文化的景観に指定される町並みを巡り、疲れた足を蒸し湯でほぐす。

大分県別府市 : 鉄輪温泉の町並み(1)

一遍上人が開き、別府八湯の一つに数えられる鉄輪温泉は、地獄めぐりの中心地としてもよく知られる。 坂道のあちこちから湧き上がる湯けむりを浴びながら、愛犬と散歩。

下関市 : 長府の町並みと階段(2)

長府地区の階段巡り、車で素通りするだけでは気付かない、美しい石段たち。

下関市 : 長府の町並みと階段(1)

古くは仲哀天皇が滞在され豊浦宮(とゆらのみや)を興し政務を摂り、戦国時代には長府毛利家の城下町として栄えた長府。歴史あるまちの中心地からやや外れると、眼下に関門海峡を望む階段が。

下関市の近代建築 その4

下関市の近代建築めぐり、郊外にも足を伸ばしてみよう。長閑な田園風景にひっそりと佇む歴史の証人たち。

下関市の近代建築 その3

下関の近代建築巡り。かつて東アジア近代史における転換点となった条約を締結した地にて、昨今の国際情勢を嘆く。

北九州市 小倉北区 : 旦過市場 その5

2022年4月19日未明、「北九州市の台所」として親しまれている市場で大規模な火災が発生、市民に衝撃を与えた。 40以上もの店舗が焼損し、近く予定されていた再開発計画にも支障をきたす模様… 形あるものは、いずれ失われる。「いつか」「そのうち」なんてあてにな…

佐賀県西松浦郡 : 有田内山の町並み(3)

「有田千軒」と呼ばれるほどの隆盛を誇った町並みは、文政11年の台風と火災によってほとんどが消失。復興の後、幕末期には洋館が建てられるようになり、昭和期の道路拡張を曳家などで乗り越えてきた町並みからは、実に多彩なエネルギーを感じる。 窯元の屋敷に…

佐賀県西松浦郡 : 有田内山の町並み(2)

17世紀初頭、豊臣秀吉による朝鮮出兵の際に連れ帰った朝鮮人陶工 李参平らによって泉陶磁器生産の始まった有田。 路地の先に覗く可愛らしい建物に心奪われる。

佐賀県西松浦郡 : 有田内山の町並み(1)

我が国における陶磁器生産の発祥の地として知られる有田町。 欧州でもその名を轟かせた「IMARI」「NABESHIMA」「KAKIEMON」を産出したまちには、町人文化が根付き、多くの商家が建ち並ぶ。 山間の静かな町並みに、かつての隆盛を見た。

大分県日田市 : 天ヶ瀬温泉の町並み(2)

未だ痛々しい災害の爪痕が残る中、温泉街のメンバー有志が担う復興プロジェクトにより、確実に前を向いて進み出した天ヶ瀬温泉。 治水対策と観光資源保護…揺れる温泉郷の未来は。

大分県日田市 : 天ヶ瀬温泉の町並み(1)

別府・由布院と並んで豊後三大温泉の一つに数えられる天ヶ瀬温泉は、古くは天領であった日田の代官らが訪れ、近世では筑豊の炭鉱関係者の保養地として賑わった温湯(いかり湯)。 町を歩いて疲れた足を、川沿いの共同露天風呂で癒やす。

萩市 : 城下町の町並み(2)

萩城下町の町人地区。御成道沿いに栄えた商家の建築と、横丁に残る風情…。 当時の面影を色濃く残す、維新志士たちが目にした風景と、藍場が設けられた水路のある町並みを歩く。

萩市 : 城下町の町並み(1)

関ヶ原の戦いに敗れ領地を厳封された毛利輝元は、広島から移り萩の指月山にて築城。以来250年以上にわたって城下町として繁栄したまちに色濃く残る、江戸時代の情景。

長門市 : 青海島 集落巡り(3)

ネコの集まるスポットに置いてあった手押し車は、集落の至るところで見つけることができる、漁村地区特有のもののようだ。 雨に降られて濡れる路地、雲の切れ間から咲きこむ陽光のコントラストを楽しみながら歩く。

長門市 : 青海島 集落巡り(2)

中世は海上交通の要衝として、江戸時代は古式捕鯨によって栄えた集落、通(かよい)。 伝統的な古民家が今なお残る漁師町を歩けば、鯨とともに生きたまちの歴史と文化が見えてくる。

長門市 : 青海島 集落巡り(1)

日本海の荒波によって侵食された「海上アルプス」と呼ばれる奇岩が並び立つ、長門市の名勝、青海島(おおみじま)。 風光明媚な景観を横目に、島での人々の暮らしと文化を感じながら歩く。

熊本県阿蘇郡 : 杖立温泉の路地と階段巡り(4)

杖立温泉の一部では、疫病による経営悪化のなか、豪雨災害が重なり廃業してしまった旅館なども少なくはない。それでもなお愛され続ける理由…それらを探して路地を往く。

熊本県阿蘇郡 : 杖立温泉の路地と階段巡り(3)

杖立温泉の路地・階段巡り。 未だ残る災害の傷跡。しかし弘法大師が「湯に入りて 病なおれば すがりてし 杖立ておいて 帰る諸人」と詠んだ霊泉の効能は、人だけに留まらず、まちをも復興へ向かわせる。

熊本県阿蘇郡 : 杖立温泉の路地と階段巡り(2)

杖立温泉逍遥、背戸屋を縦横無尽に駆け回る。

熊本県阿蘇郡 : 杖立温泉の路地と階段巡り(1)

熊本と大分の県境に跨る"九州の奥座敷"は、1800年の歴史を誇る九州屈指の古湯。 至るところから吹き上がる湯けむりを横目に、"背戸屋"と呼ばれる路地裏を巡る。

大分県玖珠郡 : 筌の口温泉

県境に近い渓谷を抜けると湯の国であった…。 文豪 川端康成が滞在したと言われる山間の温泉郷で、早朝の極上湯を味わう。

長門市 : 黄波戸 階段巡り(2)

長門市の階段巡り。歩き疲れたあとはネコと戯れ、高台にある温泉から仙崎を一望。 日が暮れてゆく…今日も良い一日だった。

長門市 : 黄波戸 階段巡り(1)

深川湾に面した漁村集落には嘗て街道が通り、今でも細い路地を歩けば古い町並みが残る。